ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も株高なら円売り

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ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も株高なら円売り

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も株高なら円売り」
 14日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米消費者物価指数(CPI)が低下なら、米早期・大幅利下げを見込んだドル売りが先行する見通し。ただ、緩和政策で欧米株高が期待され、リスク選好の円売りがドルを支えるだろう。
 13日発表された米国の生産者物価指数(PPI)は前回から伸びの鈍化が鮮明になり、緩和的な金融政策の期待感から金利安・ドル安の展開。ユーロ・ドルは1.10ドルに接近し、ドル・円は中東情勢の緊張によるリスク回避の円買いで146円60銭付近に軟化した。本日アジア市場でドル・円はNZドル・円に連れ安。また、自民党総裁選不出馬を決断した岸田首相の後継を巡る思惑で円買いに振れ、一時下押しした。この後の海外市場は引き続き米インフレにらみ。前日のPPIに続き、CPIの鈍化が鮮明になれば連邦準備制度理事会(FRB)の9月の大幅利下げを見込んだ米金利安・ドル安に振れやすい。ただ、欧米株式市場は緩和的な政策への期待感で堅調が見込まれるため、リスクオンなら円売りが主要通貨を押し上げる展開が予想される。日本銀行の金融正常化観測も後退し、円売りを支援。ドル・円はある程度上値を切り上げる可能性もあろう。

通貨別分析

 

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も株高なら円売り

円やドルなど通貨間の交換比率は 需要と供給の関係で決まります

「円」を外国の通貨に換える際の交換比率が為替相場です。円やドルなど通貨間の交換比率は、需要と供給の関係で決まり、需給関係が変動すれば為替相場は変動します。

世界にはさまざまな通貨があり、海外でものを買うには「円」を外国の通貨に換えなくてはならず、その際の交換比率が為替相場です。経済動向をあらわす指標として、テレビ等のニュースでは「本日の東京外国為替市場の円相場は……」と報道されます。つまり、円と外貨との交換比率は日々刻々と変動しているのです。例えば、円を外貨に換える需要より外貨を円に換える需要が多ければ、円が買われるとともに外貨が売られ、「円高」が進行します。「ドル」を商品と見立てると、例えば対ドルで「1ドルが105円から104円になり、1円、円高になった」というようにいいます。この場合、「1ドルの価値が105円から104円に下がった」ことになるため「ドル安=円高」になったわけです。円やドルなど通貨間の交換比率は、需要と供給の関係で決まります。従って、需給関係が変動すれば、為替相場も変動します。

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