金龍ラーメン立体看板 尻尾切断へ

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金龍ラーメン立体看板 尻尾切断へ
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金龍ラーメン立体看板 尻尾切断へ

側面に面する隣接地は通路として使われているが、所有者側は建物を新築予定で「土地の使用が制限されている」と主張。金龍側は看板撤去の費用が高額とした上で「ブランドイメージも低下する」と反論していた。

金龍側は「密集エリアでの境界や道路の使用方法について、裁判所から一定の判断が示されたことを評価している」としたうえで、控訴については「検討中」とコメントがあった。

大阪のミナミにある「金龍ラーメン 道頓堀店」の龍の立体看板は店のシンボルになっていて、写真を撮る人も見られる。

金龍ラーメン側は、ひさしの下のテーブル席が失われるほか、ブランドイメージが低下するなどと反論していた。

大阪市の繁華街・ミナミにあるラーメン店「金龍ラーメン道頓堀店」の立体看板である龍のしっぽ部分が隣接地にはみ出ているとして、土地の所有者が店の運営会社に撤去を求めた訴訟で、大阪地裁が土地の所有権侵害を認め、しっぽ部分や外壁のひさしの撤去を命じる判決を言い渡したことが27日分かった。26日付。

「金龍ラーメン」の看板を巡る動きは?

10月26日の判決で、大阪地方裁判所は、土地を10年間占有すれば自分の所有にできる民法の「時効取得」を理由に金龍の土地所有を認めた一方で、はみ出した龍のしっぽ部分とひさしは「不動産会社の土地所有権を侵害している」として金龍側に撤去を命じた。

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