防災グッズ「100倍」売れた商品も

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防災グッズ「100倍」売れた商品も
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防災グッズ 100倍 売れた商品も

銀座ロフト(東京都中央区)を訪れると、店舗4階にさまざまな防災グッズが並び、多くの客が足を止めていた。

元旦に起きた能登半島地震は200人以上の死者を出した。しかし、地震、津波などの災害はいつ何時、日本各地で起こりうる。同地震発生前に、ハンズの防災グッズ戦略について、防災グッズのバイヤーである小松達郎氏(株式会社ハンズ 商品本部クリエイティブDIY商品部)に話を聞いた。

豊富な数の防災グッズを揃える「ハンズ新宿店」は2023年6月、旗艦店としてリニューアルオープンした。店内には「防災用品」売場のスペースが従来より大きく取られ、衛生用品、耐震用品、停電対策用品、防災食、避難用品といったカテゴリーで、個別の売場が形作られている。これらは年間を通して展開される定番コーナーで、ここでもハンズの防災グッズを定番の通年商品として扱う哲学が貫かれている。

最大震度7を観測した元旦の能登半島地震が起きた翌日の1月2日はハンズ新宿店の仕事始めにあたった。元旦に起きた地震の衝撃に防災グッズ売場には多くの買い物客が来店、以降、しばらくは新宿店の防災グッズは前年の7倍の売上を挙げるほどであった。ハンズ全店で見ても、防災グッズは現在およそ5倍の売上で推移している。項目別に見ると、食品では保存水、ごはん系の主食、防災用品としては携帯トイレや非常用ブランケットが中心に売れた。1月3日から営業を開始した金沢店には水などの確保に必要なのか、ポリタンクの問い合わせが相次いだ。ハンズは全国にある店舗に呼びかけ、金沢店にポリタンクの在庫の送り込みを行ったという。

能登半島地震をきっかけに防災意識が高まり、SNS(ネット交流サービス)上には防災グッズに関する投稿が相次いでいる。生活雑貨を取り扱う「ロフト」によると、地震発生後の防災用品の売り上げ(1月上旬、全店合計)が例年の4~5倍に増え、欠品も出ているという。どんな商品が売れているのか聞いた。

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