豪ドル円予想「上値トライの動きが継続。」FXチャート分析 2024/8/16

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豪ドル円予想「上値トライの動きが継続。」FXチャート分析 2024/8/16

【豪ドル/円】上値余地を探る動き。

直近の日足は実体のしっかりとした陽線で切り返して上値トライの流れを維持しています。98円台に実体を戻したことで日足の形状が改善しており、一段の上昇に繋がり易くなっています。中期トレンドが弱いため100~101円台の抵抗にぶつかる可能性にも注意しつつ、目先は押し目買い方針継続です。高値圏にあるので買いは98.00-10の押し目待ちとします。損切りは97.50で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は98.70-80,99.10-20,99.60-70,100.00-10に、下値抵抗は97.90-00,97.60-70,97.00-10にあります。96.80以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。

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豪ドル円予想 上値トライの動きが継続 FXチャート分析

しかし上で述べたとおり、現在の米債市場では金利が上昇しやすい状況にある。米長期金利のトレンドが転換しない限り、ドル円も上値トライを意識する状況が続くと予想する。今日もドル円が続伸する場合、目先の焦点は148.00レベルの突破となろう。

豪ドルの上値余地を探る上では、RBAによる金融政策の動向が最大の焦点となりそうです。RBAは2020年11月に政策金利を同国史上最低値となる0.10%に引き下げましたが、2022年5月の会合で利上げに踏み切りました。2023年4月の会合で利上げを見送り、10会合に及んだ連続利上げがストップしたものの、翌5月にはインフレの上振れリスクなどを理由に利上げを再開、予想外の決定でマーケットを驚かせました。RBAは2024年6月の会合で政策金利を据え置き、4.35%の高水準で維持することを決定しました。声明では「直近のインフレ率は低下ベースが鈍化」と引き締めの可能性に含みを持たせており、その後行われたブロックRBA総裁の記者会見では、利上げの議論があったことも伝えられました。RBAの政策運営は豪ドル/円に対して大きな影響力を持つためその動向は注視しておきたいです。

豪ドル相場を見通す上で最も注目したい指標が、RBA金融政策発表です。RBAは現在の金利据え置きによって、インフレ抑制に向けた行動を続けていますが、現時点でインフレ率はRBAが物価目標としている年2%~3%のレンジを依然上回っています。上述したようにRBAは足元のインフレ動向を背景に引き締めスタンスをとっているため、当面は現行の金利水準の維持が想定されます。とはいえ、経済指標(データ)次第であることに変わりないため、今後も声明等の内容に注目しつつ、指摘されるインフレリスクや経済の不確実性などの要素を見定めていく必要があるでしょう。

2023年12月現在、豪ドル円の価格推移は以下の通りです。

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そもそも、豪ドル/円の回復ぶりは常に想定より早かったことも強気構造を固めた。2023年12月7日に急落し、一旦94円を割り込んだのは、米ドル/円の変動につられた値動きだった。大きく反落しただけに、基調が一旦「崩れ」、回復に時間がかかると思われたが、実際は想定より早期に回復し、強気構造を暗示していた。

また併せて、毎月公表される豪雇用統計も押さえておきたいです。直近は雇用環境も大都市のみならず幅広い地域で改善していることが確認されており、正規雇用を中心に底堅さが伺えるなど賃金上昇に繋がりやすい状況が続いています。対して、コロナショックで一時悪化した失業率は改善を続け、およそ50 年ぶりの低水準で推移しています。雇用者数や失業率のデータはRBAが非常に重視しているデータで、これらの変化に着目することで、今後のRBAの金融政策や豪ドル/円相場を見通すヒントが見えてくるかもしれません。

もっとも、2月半ばまで豪ドル/円は98円の大台を突破できずにいた。そのため、2月最初の週まで、ロング筋の力尽くしが観察され、一気に急落していた。また、ロングポジションの狼狽決済をもたらしたとも推測された。

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しばらく豪ドル/円も頭の重い展開が続く見通しは変わらない。ただし、米ドル/円と異なり、豪ドル/円はベアトレンドへ転換する可能性は低く、あくまで上昇一幅として再度スピード調整となる可能性が大きいと考えられる。

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また、オーストラリア経済と強い結び付きのある国、中国の経済動向にも豪ドルは影響を受けやすいという特徴があります。世界の工場たる中国が経済的発展を遂げる。その過程で大量の鉱物資源が消費される。鉱物資源が貿易のトップ品目であること、輸出のその多くが中国相手であることなどから、オーストラリアは影響を受けてしまうのです。

豪ドル/円相場は先週続落し、先々週の反落を踏襲していた。そのため、目先としては強気変動が一旦後退しているとみている。

従って、先週のコラムでも解説したように、上値トライの後ずれがあったものの、上値志向自体は維持されるだろう。これから中段保ち合いの延長や再構築があると推測されるが、地合い固めの波動があるからこそ、上値トライ自体が一段と上昇モメンタムの増加や上値ターゲットの上方修正に繋がるはずだ。 言い換えれば、前述のフォールス・ブレイクアウトのサインが本物である以上、これから豪ドル/円の頭が重いことが推測されても、あくまで中段保ち合いの再拡大にすぎず、整理してからまた上値トライをできると見ている。言ってみれば、これからは基盤を固める段階だろう。

豪ドル/円は強気基調を保っており、また構造上のメリットがある。改めて振り返ると、2月中旬(2月12日~)の値動きが重要であった。同週に98.28円の高値打診をもってレンジ変動が終焉し、すでに上放れを果たしたことを示したため、2月後半のさらなる上値トライに繋がったわけだ。

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