【見通し】今日の株式見通し-軟調か 米長期金利が急低下し円高が進行

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【見通し】今日の株式見通し-軟調か 米長期金利が急低下し円高が進行

東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は61ドル安の40834ドルで取引を終えた。前日までの上昇で史上最高値に接近していたこともあり、利益確定売りが優勢となった。米国の利下げに対する期待が根強い中、米10年債利回りが大きく低下しており、ドル円は足元145円10銭近辺とドル安・円高に振れている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて545円安の37535円、ドル建てが490円安の37590円で取引を終えた。

 米国株は3指数とも小幅に下げた程度だが、円高進行が日本株にはネガティブに作用するだろう。CME225先物は大幅下振れスタートを示唆している。日経平均は月曜は674円安、火曜は674円高と振れ幅が大きくなっており、きょうは多くの銘柄の方向がそろうことで下に値幅が出やすいとみておくべき。月曜の後場のように、円高と株安が同時進行する可能性もあり、為替にらみで不安定な地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37200円-37800円。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】今日の株式見通し-軟調か 米長期金利が急低下し円高が進行

見通し 今日の株式見通し軟調か 米長期金利が急低下し円高が進行

米国では、景気が堅調に推移するなか金融政策の正常化、財政拡張による景気押し上げ効果が今年末に向けての金利上昇要因となりそうです。欧州では、景気拡大が続くなか物価の緩やかな上昇、ECBによる緩和縮小の推進が想定され、長期金利も緩やかに水準を切り上げる見通しです。日本では、物価上昇が緩慢なものにとどまるため、日銀の緩和的な金融政策は長期化し、長期金利は低位での安定した推移となる見込みです。米国など主要国の社債市場は、企業の堅調な業績などを背景に、国債利回りとのスプレッドは安定的に推移する見通しです。

円の対米ドルレートは、米景気の強さや日米実質金利差(米ドル高円安要因)と、日本の経常黒字、米国の双子の赤字(米ドル安円高要因)の綱引きとなり、レンジでの推移となる見通しです。ユーロは、足元の欧州経済の米経済に対する相対的な出遅れ感等から対ドルで軟調な動きとなっていますが、やや長い目で見れば良好な域内経済やECBの金融緩和縮小方針がユーロの支援材料になる見込みです。一方、豪ドルの対円相場は、豪州景気の堅調さが増すと見られることや、先行きは豪日間の金利差が広がると予想されること等を踏まえると、底堅い推移が見込まれます。

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