<08月21日>、円キャリーじゃなくてドルキャリー?

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<08月21日>、円キャリーじゃなくてドルキャリー?
<08月21日>

P&Fでは~
ユーロドルが上に1枠。

日足P&Fの状況:(08月19日)~(08月23日)>に追記しました。

ドル円は、行って来いのまた行って来い・・・といった感じですが、チャートは陰線連続。
陰線3連続ではあります。
P&Fでは、ユーロドルが上に1枠上昇してドルが売られている印象。

そんな記事↓

え~、円キャリーの話は?
真逆のドルキャリーですよ・・・ほんとわけわからないですね。

それで、さらに↓

ここまでくるとドル売り円買いという構図ですよね。
ただ、ジャクソンホールで大きく修正されることも考えられますね。
これがなかったら、P&Fでも対円でドル円以外が下に3枠転換してくると見るのですが・・・
短期でクロス円ショートに仕掛けたい・・・

現在、ドル円が145円割れて144円台に入りそうですが、ここで跳ね返されるなら待つし。
う~ん、難しいところです。
要人発言のヘッドラインは気をつけたいですね。

(個人的な見解ですので、投資は自己責任でお願いします。)

[紹介元] ポイント&フィギュアでFX <08月21日>、円キャリーじゃなくてドルキャリー?

08月21日 円キャリーじゃなくてドルキャリー

日本のFX個人投資家のことを指す「ミセス・ワタナベ」(あるいは「キモノ・トレーダー」)という言葉が知られはじめたのも、円キャリートレード全盛期だった2005年から2007年あたりのこと。

2007年半ばから2008年にかけて起こった出来事を思い返してみると、米国の住宅バブル崩壊を受けて2007年8月にはサブプライムローン問題が顕在化。それを発端として2008年9月にリーマン・ブラザーズが破綻したことで、世界規模の金融危機であるリーマン・ショックにつながっていきました。

リーマン・ショックに対応するため、世界の中央銀行は政策金利を大幅に引き下げざるを得ませんでした。2008年末時点の日本以外の主要国の政策金利を見てみても、2007年末時点と比べて大きく低下したことがわかります。

ジュリアン・ロバートソン率いる大手ヘッジファンド、タイガー・マネジメント(タイガー・ファンド)が当時、円キャリートレードで大量の米ドル/円の買いポジションを構築。その損切りを迫られたことが、米ドル/円の大暴落につながったという見方です。

円キャリートレードと日本のFXの関係について説明する前に、日本のFXの歴史についてザックリ振り返っておきましょう。

地震によるリスクオンで投資家はポジションの縮小に動き、株を売るとともに、円キャリートレードをアンワインド(解消)した。そのため、円買い戻し、外貨売りが進行した。

このところの金融市場では株価や円相場の変動が大きく、不安定な値動きが続いています。そのきっかけとなった今月初めの記録的な株価急落や円高では、ヘッジファンドなどの投機筋が「円キャリートレード」と呼ばれる取り引きを解消したことが要因だという指摘が出ていて、最新の統計からもこうした動きがうかがえます。

さて、2005年から2007年半ばにかけては円キャリートレードが全盛期を迎え、円安が加速したわけですが、2007年半ばから2008年にかけては状況が一転しました。円キャリートレードの巻き戻しが起こり、円高が急速に進んだのです。

5月23日から、米中貿易協議や世界景気の不透明感を受け、リスク回避の円買いの動きが強まり、5月31日には、108円台に突入しました。

LTCMは当時、円キャリートレードで膨大な米ドル/円の買いポジションを積み上げていたという説があり、LTCMが事実上の破綻に陥り、膨大な米ドル/円の買いポジションを損切りしたことが、1998年10月に米ドル/円を大暴落させることになっていったといわれることがあります。

ここまでをまとめると、2005年からFX取引で大きなレバレッジを効かせて円キャリートレードを行う日本の個人投資家が急激に増加し、世界的な円キャリートレードの流れを後押しした、という関係性が見えてきました。

いずれにしても、1990年代後半はヘッジファンドを中心に円キャリートレードが活発化し、その巻き戻しの勢いもすごかったということになります。

実際は、低金利の円で資金を調達して高金利の通貨で運用する円キャリートレードがヘッジファンド等で積み上げられており残高が拡大、市場のポジションは円売り・外貨買いに傾いていた。

2005年から2007年半ばにかけては、日本と日本以外の主要国の金利差拡大に加え、「ミセス・ワタナベ」の存在感が増したことで、円キャリートレードが盛んに行われたわけですが、リーマン・ショックの発生によって、円キャリートレードの前提条件だった日本と日本以外の主要国の金利差が縮小。それに伴う円キャリートレードの巻き戻しが2008年にかけて一気に進んだというわけです。

そして、2005年から2007年半ばに円キャリートレードが全盛期を迎えた背景には、日本と日本以外の主要国の金利差が拡大したこと以外に、もうひとつ関係してくるものがあります。それが日本のFXなのです。

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