コメの品薄は「9月」に解消 理由

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コメの品薄は「9月」に解消 理由
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 コメの品薄は「9月」に解消 理由

コメの品薄は 9月 に解消

取材した16日は完売している銘柄はなかったものの、今後は銘柄によって店頭から消える可能性もあるという。山上副店長は「新米のハナエチゼンが来週には出荷されると思うので売り場の方は持つと思うが、コシヒカリは9月10日前後に販売されるまでは、不足するのではないか」と予測している。

スーパーなどでの小売価格も上がっている。「激安」を売りにしている越谷市の「スーパーマルサン 越谷花田店」では、例年は8品種のコメを取り扱っているが、今夏入荷できているのは2品種に限られている。

その理由の1つは、JAなどが農家からコメを買い取るときの価格を引き上げているからだ。コメ農家の収入は、コメが卸売りなどに売れてから収入が入るのではなく、JAなどの集荷業者が販売額を見越して前払いし、さらに実際に売れた金額との差額を追加で払う仕組みになっている。

店は、この時期のコメ不足は「異例な状況だ」という。その理由として昨シーズンの猛暑の影響があるといい「(去年)高温が続いたことで一等米の比率がすごく低く、精米された商品が少なかった」と、山上副店長は説明する。

農林水産省によると、コメの相対取引価格(卸値)は今年6月、一俵(60キロ)1万5865円で、過去10年で最高となった。コメの民間在庫量(全国)も、6月末時点で前年同月比41万トン減の156万トンと、比較可能な1999年以降で最少になっている。

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“異例のコメ不足”の要因は、「需要の増加」にもあると言われている。農林水産省によると、ここ10年、コメの需要量は年間約10万トンずつ減少してきた。しかしこの1年で、約11万トン増加している。

そこで、農家がコメを出荷する際に支払う2024年産ハナエチゼンの「前払い金」を、1俵(60kg)あたり1万6000円と、去年より大幅に4800円引き上げた。

ホラン千秋キャスター: グラフを見ると、9月には大体増えてくるということですか?

JA福井県は、2023年の暑さによる収量の減少やインバウンド需要の増加に伴う品薄の状況、そして全国的な相場から、今後取り引きされるコメの価格が2023年よりも高値になると想定している。

“異例のコメ不足”の要因は、猛暑の影響で2023年産のコメの収量が少なかったことに加え、インバウンドや主食としての需要増加が要因だった。では、新米が出荷される今後の見通しはというと、JA福井県は「店頭価格は高くなる」と見込んでいる。

コシヒカリなど他の銘柄については、8月末に開かれるJA福井県の理事会で「前払い金」が決まるが、ハナエチゼンの例を見ると上昇基調だ。全国的にじわじわとコメ価格上昇が広がり始めていて、今後の食卓にも影響がありそうだ。

JA福井県の担当者によると、ハナエチゼンの収量と品質は平年並みで、数日中に新米の販売が始まる見込み。店頭からコメが消える事態は避けられそうで、消費者には“買い占め”を控えるよう呼びかけている。

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JA福井県は、今後取引されるコメの価格が去年よりも高値になると想定してハナエチゼンの前払い金を大幅に引き上げている状況です。JA福井県は、2024年産のハナエチゼンについて、去年の暑さによる収量の減少やインバウンド需要の増加に伴う品薄の状況、そして全国的な相場を見て、農家がコメを出荷する際に支払う前払い金を1俵=60kgあたり去年より3600円高い1万4800円に引き上げました。農家は「肥料や燃料、機械や資材が上がっているので、それを考えると今年上がった分は適か最低ラインくらいだと思う」と話しています。JA福井県の担当者は、前払い金の引き上げも踏まえ、新米の店頭価格の上昇が予想されるとしています。コシヒカリなどについては、8月末に開かれるJA福井県の理事会で前払い金が決まります。ハナエチゼンの例を見ると上昇基調です。全国的にじわじわと広がり始めているコメ価格の上昇。今後の食費にも影響がでてくる可能性があります。

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