[ユーロ米ドル]調整売りの後は

(ユーロ米ドル日足)

欧州時間に発表されたフランスやドイツ、そしてユーロ圏などのPMIを受けユーロは上下に振らされたものの結果的にドル売りが強まると1.11ドル付近まで下落。今日のパウエル議長発言を控え米長期金利が上昇。ドル買い戻しの動きがユーロの下押し圧力となった。結局1.1163まで買われたが前日につけた今年最高値となる1.1174を超えられずに反落。FRBの9月利下げ幅0.5％をだいぶ織り込んではいるが昨日のドル買い戻しによりドルの下げ余地が再び広がった。ただ、ECB以上にFRBの利下げペースは大きいことから調整のドル買いが一巡すれば再びユーロ上昇トレンドに戻るとみている。

ユーロドル予想レンジ：1.1180（BB上限）～1.1060（50％）

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