【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=5日線を下回る水準から1.12ドル台まで上昇

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【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=5日線を下回る水準から1.12ドル台まで上昇

陽線引け。1.11ドル前半で上昇中の5日移動平均線を下回る水準では底堅さを示し、上昇した。1.1201ドルまで年初来高値を更新している。昨年7月以来の1.12ドル台回復とあって、調整が入る余地はある。しかし、上昇中の5日線を大きく下回る動きまでには、まだなりにくいだろう。昨年7月18日高値1.1276ドルなどを目先の目標に上値を試す展開を予想する。

レジスタンス1  1.1276(2023/7/18)

前日終値     1.1192

サポート1    1.1105(8/23安値)

(関口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ユーロドル=5日線を下回る水準から1.12ドル台まで上昇

テクニカルの面でも 1.09の維持が焦点となろう

移動平均線を語る上で重要なポイントは『パラメーター(期間)』である。つまり、データ数をどれくらいするのかというのはテクニカル分析全般に関わる問題である。

本日、ユーロドル(EUR/USD)が下値をトライする場合は、1.09台の維持が焦点となろう。テクニカルの面では、昨日高安のフィボナッチ・リトレースメントの各水準での攻防に注目したい(下のチャートを参照)。

テクニカル分析は相場を予測する上で非常に有効な手段でありますが、すべてのシグナルが絶対ではない点に注意したいです。チャートを使うことである程度の分析は可能となり、強力なサポートライン(それ以上の価格が下落しづらいと思われる水準)やレジスタンスライン(それ以上価格が上昇しないと思われる水準)は初心者の方でも簡単に引くことができるため過度に信頼している場合があります。また移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスや買われすぎ・売られすぎサインを信じてポジションを持ってしまうことは危険です。テクニカル指標は視覚的にも相場の方向感を理解するのに役立ちますが絶対ではなく、いわゆるダマシを目にする機会があります。相場は時に予想もしない出来事の発生で急変することがあり、さまざまな角度から分析することで相場予測の精度を上げることが可能です。テクニカル分析とファンダメンタルズ分析をバランスよく使うことも相場分析のポイントで、それぞれでまったく違った結果となった場合は相場を休むのも一つの手です。

5月の東京株式市場は堅調でした。日経平均株価は18営業日中16営業日も上昇し、月間上昇率は5.3%となりました。特に、15日以降は、1988年2月以来となる連騰記録を作り出しました。決算発表が終息に向かう中で、企業業績の拡大が改めて確認されたこと、円相場が特に対ドルで、これまで推移してきたレンジを放れ12年ぶりの円安水準になったこと等が、強い追い風となりました。6月に入り、日経平均株価の連騰記録は「12」でストップしましたが、引き続き2万円台での推移となっています。こうした中、主力銘柄からも大きく株価が上昇する銘柄が多く見られるようになりました。日経平均株価が連騰開始となった5月15日から、12連騰を記録した6月1日まで、日経平均採用銘柄では、東京電力(上昇率42.4%)、みずほ(同21.7%)、資生堂(同20.2%)、損保ジャパン(同17.4%)等が大きく上昇しました。これらの銘柄は引き続き上昇するでしょうか?上昇率が大きいのみならず、テクニカル面では25日移動平均からの乖離が大きくなっており、ある程度過熱感が強まりつつあります。それでは投資家としては、こうした局面で、どのような銘柄を投資対象とすべきでしょうか。そこで、今回の「日本株投資戦略」では、業績・バリュエーション面で出遅れ感があるとともに、チャート的には、いまだ過熱感が少なく、むしろ「保ち合い放れ」を期待できそうな主力銘柄を探ることにしました。

昨日の動向を確認すると、1.0900-1.0910レベルがサポートゾーンとして意識される可能性がある(下のチャート、赤ゾーンを参照)。なお、1.09のすぐ下1.0894レベルは半値戻しの水準にあたる。テクニカルの面でも、1.09の維持が焦点となろう。

「移動平均」は、過去何日間かの株価(終値)の平均を意味しています。「6月5日時点での25日移動平均」と言った場合、6月5日までの過去25営業日の終値平均を示しています。日々株価の変動とともに変化するため「移動」という単語が入っています。テクニカル分析では、過去何日分(あるいは何週間、何ヵ月)について平均株価を取るかで、各種の移動平均があります。その中で、25日移動平均や13週移動平均、200日移動平均などは比較的ポピュラーな存在と考えられます。今回の分析では、比較的中・短期のテクニカル分析に用いられる、最もポピュラーな移動平均のひとつである25日移動平均と13週移動平均を使ってみました。25日移動平均と株価については、一般的に次のように考えられています。また、その実例を図表2において、リコーの日足チャートを用いて、その典型的な箇所を図示しています。

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