セブン「宅配ピザ」をなぜ開始

セブン―イレブン・ジャパンは４日、店舗で焼いたピザを最短２０分で届けるサービスを、８月に北海道や首都圏、九州の計約２００店舗で始めると発表した。スマートフォンで商品を注文する宅配事業「７ＮＯＷ（セブンナウ）」は同月、対象地域を拡大し、関西や中国地方、福島県の計約４千店舗を加える。多忙な共働き世代などの需要を捉えたい考えだ。

セブン―イレブン・ジャパンは、店舗で焼いたピザを最短２０分で届けるサービスを、８月に北海道や首都圏、九州の計約２００店舗で始めると発表した＝写真。スマートフォンで商品を注文する宅配事業「７ＮＯＷ（セブンナウ）」は同月、対象地域を拡大し、関西や中国地方、福島県の計約４０００店舗を加える。多忙な共働き世代などの需要を捉えたい考えだ。

セブンの担当者は「顧客の買い物のスタイルが変化し、スマホでの注文に移行している」と話した。７ＮＯＷは２０２４年度中の全国展開を目指している。

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「7NOW」は約16,000店舗で展開している（2024年8月時点）が、もともとは2017年に「セブン‐イレブンネットコンビニ」という名称で、一部店舗でテストという形でスタートした。

また、今後は圧倒的な店舗網も強みになる可能性がある。現在、焼きたてピザを提供する店舗は限られているが、全国に約20,000店あるセブンで展開ができれば、いずれは大手宅配ピザ業者がカバーしきれない地域への配送もできる。

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「宅配ピザ」のサービスはライバルとなるピザ宅配大手も多い。セブンはあくまでコンビニであり、ピザを主軸にした他社と比較すると、現時点では商品ラインナップも及ばない。ただし、コンビニだからこそ差別化できるポイントがある。

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