[米ドル円]ドル円下落基調継続

先週植田総裁は利上げが株式市場の乱高下の要因ではなく米経済によるものとした。また、円安阻止のための政策でもあったことを明らかにしたことで今後も円安対応をするとみてよいだろう。
また、パウエル議長はインフレ鈍化を確信するとともに労働市場の冷え込みを懸念。9月利下げは確実となったが今後発表される雇用状況次第では更なる利下げが意識されることになる。
日米金融政策の転換によりドル円の下落基調は継続とみるが、過度な織り込みに対しては短期的に調整が入りやすい。今週発表される新規失業保険申請件数やPCEデフレーターの結果次第で荒っぽい動きが予想されるなど、一方的なドル売りにはなりにくい。

本日のドル円予想レンジ：145円00銭～144円00銭
今週のドル円予想レンジ：146円00銭（38.2％）～142円00銭（BB下限）

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー