2024/8/25(日) 今週の見立て

FXブログ
2024/8/25(日) 今週の見立て
今週の見立てです。いつもと同じく、まずは先週の情勢のまとめと今後の焦点から。
あ、昨日はお騒がせしました。オアンダはブログの記事書いた3時間後くらいに無事復帰しました。週末で何か急にメンテナンスでもやってたのかな

■先週の情勢と今後の焦点

先週は米国でジャクソンホール会合が実施されました。注目のパウエル議長の基調講演の内容は大きく3つ。このうち①は、9月利下げを確約した形になり、為替市場はドル安に振れました。あわせてリスクオンの流れが出てきているようにみえますね。

 ① 政策金利を引き下げる時がきた →9月利下げが確実に
 ② 利下げ幅(0.25or0.5)に関しては言及はなし
 ③ ただし、今後の金利調整では、インフレに加えて、「労働市場のデータ」に注視してゆく
今後の焦点
重要なのは③で、雇用データをしっかり見ていくとの方針を示したことで、②の利下げ幅を考える上で、

・9月頭の雇用統計が重要

ということ。今週は重要なインフレ指標の「PCEデフレータ」が発表されるので押さえておきますが、サプライズがない限りは、来週の雇用統計の方が焦点になってきそうですね。
リスクオン
ジャクソンホール会合では、米・EU・英国が緩和姿勢を明確にしました(カナダ、ニュージーランドもすでに緩和を実施しており、引き締め姿勢なのは、日本とオーストラリアだけ、ということになります)。これを受けて、為替・株式とも現状はリスクオンの流れが見えつつあります。このあたりはトレード目線では注目していきたいですね。

EUは年内にさらに2回の利下げ、英国も今後利下げ継続方針ですが、いずれも9月に利下げを実施するかは現時点でははっきりしません。世界的な緩和の流れと逆行するのは2国で、オーストラリアはタカ派中銀が向こう半年は利下げしないと明言、日本は金融正常化の過程で今後利上げの予定。
■先週通しての通貨強弱
先週通しての通貨強弱はうちのブローカーではこんな感じ。ニュージーと円が強く、米ドルが弱い。ということで、強弱両方から見ていきましたが、まあまあ難しいですね笑

NZD>JPY=GBP=CHF=AUD>EUR=CAD>>USD
■今週主に見ていく通貨

今週ですが、全体的に難しい中、上に書いたようなリスクオンの流れもあり、欧州系×資源国がまずまず面白そうな動きをしているなと思いました。このうち、日足できれいな「ストッパー」を作ってきたEURNZDで見立てチャートを切りました。

EURNZD
2024_08_25_EURNZD02_

このほかでは、先週に引き続いてクロススイスでCADCHF, GBPCHFあたりを見ていく予定ですが、ちょっと食傷気味なんで、ゆるめに見る感じにしようと思います。一応、CADCHFでチャートを切っておきました。

2024_08_25_CADCHF02_

[紹介元] trading notes 2024/8/25(日) 今週の見立て

コメント

タイトルとURLをコピーしました