豪ドル/円 今日の見通し「市場がRBAに利下げを促す?豪7月CPIに注目」2024/8/28

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豪ドル/円 今日の見通し「市場がRBAに利下げを促す?豪7月CPIに注目」2024/8/28

【最新号】

オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

本日10:30 豪7月CPI発表!
・7月31日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+3.8%となり、市場予想通りに前四半期(+3.6%)から加速した。同時に発表された豪6月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.8%となり、前月(+4.0%)から鈍化した。

・NY原油先物市場は反落。中東の地政学リスクの高まりを背景に、前日まで3営業日連続で買われた反動が出た。ただ、アフリカの主要産油国であるリビアが石油の生産と輸出の停止を26日に宣言したことが相場を下支えした。終値は前営業日比-1.89ドルの1バレル=75.53ドル(8月27日)。

<WTI原油・商品CFDチャートはこちらはこちら>

・8月15日発表の豪7月雇用統計は、雇用者数が5.82万人の増加と市場予想(2.00万人増)を上回った。また失業率は4.2%へ悪化(前回:4.1%)したが、労働参加率が67.1%と前回(66.9%)から上昇したことが要因だった。

・8月6日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。ブロック総裁は市場の利下げ観測について「先走っている」とけん制した。

・8月5日、日経平均株価が前日比4451円安と史上最大の下げ幅を記録。リスクオフの動きとなり、豪ドル/円は95円台から一時90.08円前後まで下落するなどした。

・7月31日に発表された豪6月小売売上高は前月比+0.5%と市場予想(+0.2%)を上回った。

今日の豪ドル(AUD)トレード メインシナリオ

市場がRBAに利下げを促す?豪7月CPIに注目

本日は豪7月CPIが発表される。市場は6月(前年比+3.8%)から+3.4%まで低下すると予想している。7月から豪政府がエネルギー支援策や家賃補助などの政策を実施していることが、7月CPIの低下予想につながっている。ただ、7月以降のCPIの低下はRBAも先日公表した金融政策報告の中でも予想している。8月5、6日開催のRBA理事会の議事要旨20日に公表された。この中で政策金利を長期間据え置くことが示唆されていることからも、CPIが想定を大きく外れることがなければ、RBAの見通しには変化はないだろう。ただし、市場の反応は別だ。仮に豪7月CPIが予想を下回る結果となれば、RBAの早期利下げを促す形で、豪ドルが売られることになりそうだ。

想定される個別シナリオ

■米国の利下げ観測により米ドルが売られる
⇒米ドル/円が売られる
⇒米ドル/円の下落を日経平均株価が嫌気して売られる
⇒資源国通貨の豪ドルはリスクセンチメントに敏感
⇒豪ドル/円は売られる

豪ドル/円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日米株価動向
10:30 豪7月CPI

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円はくもり、豪ドル/米ドルは雨。5時に豪ドル/円のストキャスティクスとRSIでシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

 

 

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。

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2024年8月4日時点 豪ドル/円の価格は96.32円です

8月21日(水曜日)の豪ドル円見通し: 為替レート 97.34、 最高 98.80、最低 95.88。 8月22日(木曜日)の豪ドル円予想: 為替レート 97.58、 最高 99.04、最低 96.12。 8月23日(金曜日)の豪ドル円見通し: 為替レート 97.36、 最高 98.82、最低 95.90。 8月26日(月曜日)の豪ドル円予想: 為替レート 98.86、 最高 100.34、最低 97.38。

今後、チャートが崩れる可能性もありますが、FX自動売買ツールで稼ぎやすい通貨ペアを探しているのであれば、豪ドルのリピート系注文を検討してみましょう。

2028年1月の豪ドル円予想。当月始値 110.80、最低 109.50、当月最高 112.84。平均 111.08。月末 111.17。変更 0.3%。

2028年7月の豪ドル円予想。当月始値 128.43、最低 122.97、当月最高 128.43。平均 126.17。月末 124.84。変更 -2.8%。

2024年8月4日時点、豪ドル/円の価格は96.32円です。

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豪ドル/円は、オーストラリアドルと日本円の通貨ペアのことで、金利の高い通貨として多くのトレーダーが取引しています。

2028年3月の豪ドル円予想。当月始値 113.66、最低 113.66、当月最高 118.69。平均 115.74。月末 116.94。変更 2.9%。

続いて、豪ドル取引のデメリットを紹介します。

2027年5月の豪ドル円予想。当月始値 112.45、最低 112.45、当月最高 117.56。平均 114.57。月末 115.82。変更 3.0%。

第一週 8月27日(火曜日)の豪ドル円見通し: 為替レート 98.61、 最高 100.09、最低 97.13。 8月28日(水曜日)の豪ドル円予想: 為替レート 99.10、 最高 100.59、最低 97.61。 8月29日(木曜日)の豪ドル円見通し: 為替レート 99.69、 最高 101.19、最低 98.19。 8月30日(金曜日)の豪ドル円予想: 為替レート 98.93、 最高 100.41、最低 97.45。 9月2日(月曜日)の豪ドル円見通し: 為替レート 100.47、 最高 101.98、最低 98.96。

2028年7月の豪ドル円予想。当月始値 124.86、最低 119.55、当月最高 124.86。平均 122.66。月末 121.37。変更 -2.8%。

*14:21JST 豪ドル週間見通し:底堅い展開か、豪準備銀行理事会議事要旨に注目 ■上昇、豪雇用者数の大幅増加を好感今週の豪ドル・円は上昇。 日本銀行による9月追加利上げ観測は後...

2024年8月現在、100円を再び突破しそうな豪ドル円について、「豪ドル/円の今後の見通しを知りたい」と悩んでいる方も多いでしょう。

そのため、2024年の豪ドル円を予想する上で、インフレ対策によるRBAの金融政策動向が大きなカギを握っていると言えるでしょう。

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