【見通し】NY株見通し-ハイテク株を中心に軟調か 経済指標は4-6月期GDP改定値など

【見通し】NY株見通し-ハイテク株を中心に軟調か 経済指標は4-6月期GDP改定値など

今晩はハイテク株を中心に軟調か。昨日は引け後に決算発表を控えるエヌビディアが2%超下落したことで、その他のハイテク株も総じて軟調だった。ダウ平均は159.08ドル安(-0.39%)と4日ぶりに反落し、S&P500が0.60%安と反落し、ナスダック総合は1.12%安と大幅に反落した。引け後の動きでは予想を上回る決算や通期利益見通しを引き上げたセールスフォースが時間外で4%超上昇し、アファーム・ホールディングスは強い見通しが好感され時間外で15%高と急伸した一方、注目されたエヌビディアは時間外で7%近く下落。決算や見通しが市場予想を上回ったものの、年初から150%以上上昇したことや、一部の高い予想にとどかなかったこと、粗利益率の悪化などが売り材料となった。

 今晩の取引では昨日引け後に決算を発表したエヌビディアの下落が予想され、ハイテク株を中心に軟調な展開か。エヌビディアの時価総額は3兆ドルを上回り、S&P500の約7%のウエートを占めることから、S&P500やナスダック総合の下落をけん引することが懸念される。一方、米国経済のソフトランディング期待や利下げ見通しを背景に景気敏感株などの物色が強まることも期待できそうだ。

 今晩の米経済指標・イベントは4-6月期GDP改定値、同個人消費支出(PCE)価格指数改定値、新規失業保険申請件数など。企業決算は寄り前にダラー・ゼネラル、ベストバイ、引け後にルルレモン・アスレティカ、アルタ・ビューティーなどが発表予定。(執筆:8月29日、14:00)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】NY株見通し-ハイテク株を中心に軟調か 経済指標は4-6月期GDP改定値など

見通し NY株見通しハイテク株を中心に軟調か 経済指標は4-6月期GDP改定値など

●日銀は1月の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の現状維持を決めました。また、「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)で24年度の消費者物価上昇率(生鮮食品除く)の見通しを引き下げました。植田総裁は会見で、物価目標実現の「確度は少しずつ高まっている」と述べました。

●日本は、10-12月期実質GDP成長率が2期連続でマイナスとなり、1-3月期も自動車大手の生産中止の影響から減速が見込まれます。ただし、インフレの鈍化と賃金の上昇、経済対策の効果、インバウンド消費の増加、堅調な企業収益を背景に、緩やかな景気回復のパスに復調する見通しです。

●中国は、不動産市場の低迷や海外景気の減速で需要不足が続き、若年層の雇用悪化の影響などから個人消費も力強さを欠くことから、景気の回復ペースが鈍化するとみられます。ただし、政府が拡張財政を継続することから、急激な減速は避けられる見通しです。

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