ドル円午前の為替予想、146円台回復 PCEを消化して焦点は雇用統計へ 2024/9/2

ドル円午前の為替予想、146円台回復 PCEを消化して焦点は雇用統計へ 2024/9/2

午前の為替予想は… 146円台回復 PCEを消化して焦点は雇用統計へ

作成日時 :2024年9月2日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

145.500-146.900円

前日の振り返りとドル円予想

30日のドル/円は1週間ぶりに146円台を回復。終値は前日比1円20銭あまり高い146.21円前後だった。NY市場では、米7月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)発表後の米長期金利上昇や、月末の特殊フローと見られるドル買いを背景に一時146.25円前後まで上昇した。米7月PCEデフレーターの前年比の伸び率は6月と同水準で、市場は9月の大幅利下げを正当化する内容ではないとの見方に傾いた。とはいえ、米金利先物は9月の50bp(0.50%ポイント)利下げの可能性を依然として30%織り込んでいる。米国の利下げ幅(を巡る市場観測)は今週6日の米8月雇用統計に委ねられることになった。また、8月雇用統計の前哨戦として、明日3日に米8月ISM製造業景況指数(雇用指数)、4日に米7月JOLT求人件数、5日に米8月ADP全国雇用者数と雇用関連の重要統計が連日発表される。本日は、これらを前に様子見ムードが広がりやすい上に、米国がレーバーデーの祝日でNYの株式・債券市場は休場となる。ドル/円は145~146円台でもみ合う展開となりそうだ。

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株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。

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ドル円午前の為替予想 146円台回復 PCEを消化して焦点は雇用統計へ

おはようございます。 今日は外出のため、ざっくりになります、すみません。昨日は日経平均が続伸も、岸田総理の退陣ニュースが流れた瞬間、一時的に円高、株安に。 その後は戻す展開でリスクオン。夜のアメリカ消費者物価指数はわずかに下振れたものの、9月のアメリカ0.25は織り込み済みのようで、為替的には波乱なし。ドル円は前日と変わらずも、ランドやペソはリスクオンでの買いで強めの上昇。今日はアメリカの小売に注目。 下振れると0.5の利下げ確率が上がることや経済悪化懸念の台頭でドル円急落の可能性がある。 上振れか予想通りなら、148台に乗せる公算。

おはようございます。ドル円は144円台半ば、前日比でやや円高。昨日は日経平均が3000円級戻す形となり、昼間は概ね145円台での推移。 欧州時間では小売売上高が下振れするなど、ユーロ売りが進展し、ドル円も144円台になる時間帯が増えました。 朝の時点ではユーロドルは昨日と変わらない水準なので、全般やや円高で推移した形。 アメリカの方は9月、11月に0.5ずつの利下げ予測が台頭していましたが、FRBがハードランディングに言及していないことから慎重論も出始めて、144円~145円でもみ合い。 ただ、日銀が金融政策の正常化に舵を切ってきた中で、今のドル円下落は道半ばと見られていますから、この揉みあいも長くは続かないかな。 今後はリスクOFF局面において、円は買われやすいかも知れませんね。原油は73ドル付近、やや下落。 中国株価は2860、横ばい。 今日の南アフリカ新聞は、リンポポの黑霜被害でジャガイモ価格が2倍になりそうとの記事、為替には関係なさそうです。今日は注目指標なし。

3日午前の東京市場でドル円は上昇後に反落。

ドル円は5月31日の米4月PCE統計を前後した乱高下から6月3日午後に157.47円まで戻して5月3日安値151.85円以降の最高値である5月30日未明高値157.70円へ迫っていたが、日銀の国債大量買入れ減額見通し報道や6月3日夜の米5月ISM製造業景況指数の悪化、4日夜の米4月JOLTS求人件数の大幅減少等による米長期債利回り低下で6日深夜安値154.54円まで急落した。急落後の買い戻しでは156.50円手前が壁となり7日夕刻には155.11円までいったん下げていたが、7日夜の米雇用統計が予想を上回る就業者増加数となりインフレ指標の平均時給伸び率が4月から伸びを加速させたことを強気サプライズとして7日深夜高値157.07円へ急伸した。その後の156.50円割れも買われて156円台後半を維持して週を終えた。

ドル円(USDJPY)は6/4に一時154.54まで急落するも、週末にかけて持ち直す動きとなりました。

おはようございます。ドル円は146円半ば、前日比で1円50銭の円高。昨日は東京時間でリスク回避の円買いドル売りが拡大。 背景として、日経平均が軟調だったことに加え、アメリカ長期金利下落、ジャクソンホール会議前に利益確定する流れが拡大するなど、売りが支配的だった印象で一時145円台まで円高が進みました。 アメリカ時間では、政策金利が5%に対し、年内利下げを織り込んだとしても、さすがに長期金利が下げ過ぎとの見方から、ドル円は反発し、146円台半ばで調整された。 ランドやペソは大きく下落したのち、半戻し。 個人的にはドル円が147円割れをするのは想定外だったので、言うまでもないですが、大損コース。。(笑)今日は146円台で落ち着けるかどうかが鍵。原油は73ドル台、大きく下落。 中国株価は2890台、強め上昇。 今日の南アフリカ新聞は、特に注目記事なし。本日の注目指標はユーロ圏消費者物価指数。

5月30日未明高値157.70円から6月4日深夜安値154.54円までの下げ幅は3.16円であり、5月14日高値156.75円から5月16日安値153.60円までの下落幅3.15円とほぼ同規模だったが、6月7日深夜高値157.07円まで2.53円の上昇となり直前の下げ幅に対して8割を戻したため、6月4日深夜安値を押し目底として三段目入りを伺う位置に付けている。5月30日高値を超えれば5月3日からの上昇が三段目に入るとともに、4月29日高値160.16円超えに挑戦して長期的な上昇の三段目入りを確認する流れへ進むという見方もできると思う。

おはようございます。ドル円は145円前半、前日比で横ばい。 昨日はアメリカの労働省が発表した去年4月~今年3月までの基準改定値が80万人下方修正された。 市場予想よりも悪く、ドル円は昼間上昇分を消化。 事前に織り込まれていたこともあり、混乱は発生せず。 円買いも事前に3円以上進んでいたことから、一服感も出て来ている。 なお、今朝方のFOMC議事録で9月の利下げが肯定されていたことで、ドル円は一時144円台半ばまで下落したが、直近の指標などの悪化で織り込まれていると見られ、その後は戻している。 ジャクソンホール会議についてはパウエル発言が大きく注目を浴びそうな展開。 植田発言にも注意。昨日はランドやペソは大幅下落。 アメリカの雇用悪化が材料だったため、ペソの下落が激しかった。原油は71ドル台、強く下落。 中国株価は2850台、やや下落。 今日の南アフリカ新聞は、消費者物価指数が4.6%まで下がった記事がトップ。 アメリカが9月に利下げすれば、南アフリカも追従しそう。本日の注目指標は新規失業保険申請件数と製造業PMI。 ジャクソンホール会議は今日からですが、パウエル議長は明日の23時予定。

30年債利回りは前日比0.12%上昇の4.56%、2年債利回りは前日比0.16%上昇の4.89%となった。日本の10年債(374回債)利回りは5月23日に1.0%を超えて5月29日に1.075%まで上昇したもののその後は低下に転じて6月6日に0.955%とし、7日は前日比0.015%上昇の0.970%で週を終えており、日米長期金利差拡大による円安バイアスが強まっている。一方で米長期債利回り急上昇を嫌って6月7日のNYダウは前日比87.18ドル安、ナスダック総合指数は39.99ポイント安と下げたが、ダウは3連騰後の上昇一服でナスダックは5日に終値の史上最高値を更新して6日に取引時間中の最高値を更新した後であり、7日の下落は株高継続感を壊す程ではなかった印象だ。

二度の市場介入による4月29日高値160.16円から5月3日安値151.85円までの下げ幅は8.31円であり、昨年1月から11月にかけての上昇期における3月8日高値137.91円から3月24日安値129.63円までの下げ幅8.28円や6月30日高値145.06円から7月14日安値137.24円までの下げ幅7.82円とほぼ同規模のため、それらと同様の中間調整を消化して5月3日安値から上昇を再開していると思われる。昨年12月28日安値140.24円を起点とした長期的な上昇については、2月13日高値150.88円までを一段目(上昇幅10.64円)とし、3月11日安値146.46円から4月26日高値160.16円までを二段目(上昇幅13.70円)とし、5月3日安値を起点として三段目の上昇期に入っている可能性がある。そしてその三段目の上昇もまた短期的な三段上げ型へと発展しつつあり、5月14日までを一段目、5月30日未明までを二段目とし、6月4日から三段目に入っている可能性がある。

おはようございます。ドル円は147円台半ば、前日比で1円の円安。昨日はイランの報復可能性やアメリカの失業保険申請件数などが警戒されて日中はから欧州時間前半にかけてはやや円高推移でした。 南海地震が起きたことも瞬間的に円高要因になり、一時的には145円台を記録する場面も。 アメリカ時間では新規失業保険申請件数が先月との比較で1.6万減少していたことが好感され、日経先物やダウ先物はマイナス圏から一気に大幅プラスへ、ドル円は147円を突き抜け、クロス円も上昇。 FRBの9月利下げ確率はほぼ変化なしと思っていますが、0.5の利下げ可能性はないかも知れません、今のところ。メキシコ中銀は政策金利を0.25下げ、10.75とした。 据え置きが予想されていましたが、5人中3人が利下げ支持。 経済への好影響が好感されて、ドルペソは19を下回る水準まで回復。今日はドル円の落ち着きどころが147円になるのか148円になるのか見極める展開。 国内は盆休み突入もあり、146円~147円クローズが現実的かも知れない。原油は76ドル台、やや上昇。 中国株価は2860、横ばい。 今日の南アフリカ新聞は、クワズールナタール州南海岸の150億ランドのリトルバリト開発加速との記事がトップ記事。 写真を見る限り、それほど広い土地には見えないし、国ではなく企業が先行投資している案件のようなので、為替には影響なし。今日は注目指標なし。

おはようございます。ドル円は147円前半、前日比でやや円高ドル安。昨日は円売りが進展し、一時148円台に乗せるも、イスラエルによる戦争拡大や今日からのアメリカの物価指数、小売売上高が警戒されて、ドル円はほぼ全戻し。 新興国通貨についても同様の動きだったが、ペソ円は上昇局面でドルペソが上昇していたため、最終的にペソ円は大きめの下落となった。今日は先週大幅安となった日本株が、円安を支えに買い先行となりそうだが、買い一巡後は中東リスクやアメリカの指標警戒で下げやすくなるのではと推測。 お盆休みでもあり、積極的に買われる要素は少ないことから、株高&円安になることは想定しづらい。原油は79ドル台、強く上昇。 中国株価は2850台、やや下落。 今日の南アフリカ新聞は、イスラエルの学校攻撃非難のニュースがトップ。今日の注目指標は、アメリカの生産者物価指数で予想は2.6⇒2.3と下振れ予想になっています。

おはようございます。ドル円は146円台半ば、前日比で2円の円安。昨日は日銀副総裁のしばらくは金融緩和とのハト派発言を受けて、ドル円クロス円が一時147円半ばまで上昇。 その後もドル円クロス円は底堅く、146円台後半~147円台で推移。 アメリカ時間ではイランの反撃など地政学リスクが意識され、ダウはプラスからマイナスへ転換、為替もドル円クロス円は146円台で推移することが多かった。 朝方は146円半ばで推移。 日銀はこれで材料出尽くしと思われ、今後はアメリカの指標や利下げ確率が焦点となりそう。 なお、イスラエルやウクライナの地政学リスクが上がっている点には注意。 リスクオフが円買いに向かうかドル買いに向かうのかの見極めもしていきたい。原油は75ドル台、強く上昇。 中国株価は2860、横ばい。 今日の南アフリカ新聞は、注目記事なし。今日はアメリカの失業保険申請件数に注目。 明け方はメキシコの政策金利発表、予想は据え置き。

おはようございます。ドル円は149円を挟んだ動き、前日比で2円の円安ドル高。昨日はアメリカの小売が強く上振れ、失業保険申請件数も予想を下回ったため、ドル円クロス円は急騰。 9月のアメリカ利下げそのものが、見送られる可能性も高くなった。 ランドやペソは連日の急騰。ただ、さすがに150円に乗せるのは介入を呼ぶとの見方が強まると見られ、今週としては149円台がいっぱいいっぱいの想定。原油は79ドル台、強め上昇 中国株価は2870台、やや反発。 今日の南アフリカ新聞は、特に注目記事なし。注目指標は、アメリカのミシガン大学指標。

おはようございます。ドル円は144円台前半、前日比で1円弱の円高ドル安。昨日は145円台を見にいったあと、調整の円買い戻しの展開で、一時は143円台まで円高ドル安が進展。 新興国通貨は原油下落も影響し、総じて軟調。 特にペソは政治的不安もあり、ドル、円に対して下落しており、ペソ円は7.3割れ。 一方でアメリカ消費者信頼感指数が上振れしたことで株価は好調維持。原油は75ドル台、強く下落。 中国株価は2840台、やや下落。 今日の南アフリカ新聞は夏の停電の可能性が低いとエスコムCEOが発言したニュースがトップ。 南アフリカの夏ですので、半年後の予想です。本日の注目指標はなし。

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