【テクニカル】日足テクニカル・豪ドル円=上昇中の転換線を支持に押し目買いスタンス

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【テクニカル】日足テクニカル・豪ドル円=上昇中の転換線を支持に押し目買いスタンス

陽線引け。転換線は基準線を上回っているものの、遅行スパンは実線を上回り、雲の下で引けていることで、売りシグナルが優勢な展開となっている。しかし、4手連続陽線で転換線を上回って引けており続伸の可能性が示唆されている。

 本日は上昇中の転換線を支持に押し目買いスタンスで臨み、同線を下抜けた場合は手仕舞い。

レジスタンス1  100.15(7/31高値)

前日終値     99.77

サポート1    98.57 (日足一目均衡表・転換線)

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・豪ドル円=上昇中の転換線を支持に押し目買いスタンス

「三尊天井」は投資の世界では有名なテクニカル指標です

◇トリプル・ボトムとはトリプル底とも呼ばれる。価格が低値圏にある時、相場の底を抜けずに3度、同水準の底値で跳ね返されたチャートの図を指し、相場の転換点を見極める際に用いられるテクニカル分析手法です。本文では、3つの底値(トリプルボトム)がサポートライン(下値抵抗線)として相場を支える旨を解説しています。

◇フィボナッチ・リトレースメントとは「フィボナッチ比率」をトレードにあてこんだテクニカル手法です。「23.6%・38.2%・61.8%・76.4%」という比率を、フィボナッチ比率、または黄金比率と呼びます。多くの投資家がフィボナッチ比率で求められた価格帯を意識する為、相場に影響を与えると考えられています。チャートの高値・安値の間をフィボナッチ比率で区切られたラインを引くことで、サポートライン・レジスタンスラインを判断します。

<ユーロドル相場>ユーロドル(EURUSD)は、9/7に記録した約19年9ヵ月ぶり安値0.9864(2002年12月以来の安値圏)をボトムに反発に転じると、今週前半に一時1.0199(8/17以来、約1ヵ月ぶり高値圏)まで持ち直しましたが、週末にかけて反落に転じると、パリティを挟んでの上下動に終始しました。但し、上方に複数のレジスタンスポイント(一目均衡表転換線や基準線など)を控えていることや、強い売りシグナルを示唆する一目均衡表三役逆転や弱気のパーフェクトオーダーが成立していること等を踏まえると、テクニカル的に見て、地合いは「弱い」と判断できます(現在は下落トレンドの過程で見られる一時的な踊り場局面→来週の米FOMC後に下落トレンドが再開する恐れあり)。

◇サイコロジカルとは「心理的な」という意味です。サイコロジカルラインというテクニカル指標もありますが、ここでは「心理的に意識されやすい価格帯」という意味で用います。キリの良い数字の価格は、時にサポートやレジスタンスとして機能することがあります。投資家の多くはその数字を強く意識する為、その価格帯付近では取引が活発になる傾向があり、明確にその価格を抜けた場合は、次の節目へと意識が移る過程で、値が大きく動く場合があります。

テクニカル指標の組み合わせというと、複数の違うタイプの売買シグナルが重なって起こることが重視されがちです。しかし、テクニカル指標の中には、真逆のシグナルを発する相反するタイプも多く、そうした組み合わせは売買判断を混乱させるだけで有害無益です。

この意味合いにおいて、レンジ取引とはいえ、短期スパンに限ってはむしろ押し目買いのほうがテクニカル上の利点があるのではないかと思う。80円関門を大きく割らないうちに、弱含みでも再度安値更新のリスクは低下していくだろう。レンジ取引のスタンスで臨みたいところではあるが、底固めの一環として丁寧なフォローを行いたい。

しかし、為替レートは「雲入り」して、今後は乱高下が予想されます。さらに、DMIのADXが急上昇しすぎており、これ以上トレンドが強くなるとは考えにくいですし、上昇力を示す+DIも下がってきています。 もし、この時点で買いのポジションを持っていたら利益確定すべきです。まだ売りシグナルを発したとはいえませんが、テクニカルを組み合わせることの利点は、エントリーだけでなく、適切なエグジット戦略を立てられることにあるのです。

テクニカル指標は決して未来を100%当てる予言者ではなく、自分の判断が正しいか間違っているかを示してくれる相談役です。相談役は多すぎると困り者ですし、少なすぎても心配です。的確で相性のいい組み合わせがもっとも大切といえるでしょう。

◇H&S(ヘッド&ショルダー)とは日本語で「三尊」とも呼ばれるチャート形状です。左右にショルダー(肩)、中央にヘッド(頭)があるように見える事からH&Sと呼ばれます。「三尊天井」は投資の世界では有名なテクニカル指標です。チャート上にこの形が現れる場合、上昇局面から下落局面へのトレンド転換局面と判断されます。上昇相場の中で、上値をアタックするものの、高値を超える事ができず、アーム(腕)形成部分まで下落してしまう場合、「売り」の判断します。

それでは、テクニカル面からNZD円を構成するNZDドル相場とドル円相場を月足からみてみましょう。

30日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は146.17円と前営業日NY終値(144.99円)と比べて1円18銭程度のドル高水準だった。 米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視する7月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)は前年比2.5%と市場予想通りとなり、変動が激しい食品とエネルギーを除くコアデフレーターは前年比2.6%と予想の2.7%をわずかに下回った。 米インフレの鈍化傾向が続く中、米経済は底堅さを保っていると受け止められたことから、米長期金利の上昇とともにドル買いが優勢となった。 重要なレジスタンスとして意識されていた一目均衡表転換線145.40円を上抜けるとテクニカル的な買いも強まり、2時過ぎに146.25円まで上値を伸ばした。

NZD円相場は、2014年の高値94.02から調整と継続しています。また、現状はロング・ランのサポートを割れて、更に2009年4月から2012年12月の揉み合いゾーンの上値圏となる68.90-69.37ゾーンも割り込んでいます。これはテクニカル的には、悪いパターンですが、ただ、現状はモメンタムを示すスロー・ストキャスティクスが、売られ過ぎ圏で、反転の兆しを見せ、更に調整は拡大していません。NZD円相場は、若干形が不揃いですが、豪ドル円同様、94.02をトップとして、57-58円ゾーンから68-69円ゾーンの左肩と70-73円ゾーンから83-84円ゾーンの右肩で、一種の変形的なH&Sを形成しています。

◇スロー・ストキャスティクスとは相場の買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する分析手法。「Slow%K」と「Slow%D」の2本のシグナルからなるテクニカル指標。Slow%Kは、過去の一定期間における高値・安値の間で、直近の終値がどのくらいのところに位置しているのかを表す。Slow%DはSlow%Kの移動平均線です。

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