ドル・円は伸び悩みか、明日の米雇用統計を見極め

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ドル・円は伸び悩みか、明日の米雇用統計を見極め

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は伸び悩みか、明日の米雇用統計を見極め」
 5日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。引き続き米雇用関連指標が注目され、想定通り改善すればドルの買戻しが先行する見通し。ただ、明日の雇用統計を見極めるムードとなり、過度な上昇は抑制されそうだ。
 米国経済の行方が注目されるなか、前日発表されたJOLTS求人件数は想定以上に減少し、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを織り込む展開に。ユーロ・ドルは1.1030ドル台まで下落後は1.1090ドル台に戻し、ドル・円は145円20銭台から143円90銭台に沈んだ。本日アジア市場で日経平均株価は続落し、日本株安を嫌気した円買いは継続。ただ、ドル・円は143円台前半で値ごろ感から買い戻され、やや値を戻す展開となった。この後の海外市場は引き続き米雇用情勢にらみ。本日の新規失業保険申請件数とADP雇用統計はそれぞれ前回から改善が予想され、ソフトランディング期待が再び高まればドルの買戻しが入りやすい。ただ、明日の雇用統計を見極める展開で様子見ムードが広がり、過度なドル買いは想定しにくい。また、今月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げ観測は根強く、ドル・円の上昇は小幅にとどまる可能性もあろう。

 

通貨別分析

 

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル・円は伸び悩みか、明日の米雇用統計を見極め

ドル円は151.66円で取引を終えました

米金利の低下は、米ドル安の進行を促すだろう。そして米ドル安が円安の相殺要因となることで、ドル円(USD/JPY)の調整相場(反落)を想定しておきたい。

162円を上方ブレイクした勢いを保ちながらドル円が163円台へ上昇する場合は、昨年の重要な高安で算出されるフィボナッチ・エクステンション100%「165.00」の水準を視野に上昇幅が拡大する展開を予想する。

米ドル相場の大まかなトレンドを示すドル指数(DXY)は、7月に入ると下落幅が拡大し50日線を完全に下方ブレイクしている。

*17:23JST 金は2500ドル台で保ち合い サンワード証券の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。 フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。 今回は、金につ...

日足のMACDはデッドクロスの状況にある。RSIでも同じ状況にあることを考えるならば、今の米ドル相場は弱気地合いに転じている。今週、ドル指数が100日線をも下方ブレイクすれば、その地合いがさらに進行するだろう。

*16:21JST 東京為替:ドル・円は本日安値を更新、円買い再開で 5日午後の東京市場でドル・円は本日安値を下抜け、一時143円05銭まで値を下げた。 欧州勢とみられる円買いが強...

上で述べた3つのサポート水準をドル円がトライするシグナルとして、下の1時間足チャートにプロットしたフィボナッチ・リトレースメントの攻防に注目したい。

ドル円が21日線だけでなく、半値戻しの水準158.82レベルをも下方ブレイクする場合は、158.00をトライする可能性が高まろう。

-前営業日サマリー- ドル円は151.52円でオープン。東京時間では、台湾の巨大地震からのリスク回避で円が買われ、ドル円は一時151.44円まで下落。その後は、日銀が国債買い入れの減額を見送るとの報道や時間外の米長期金利上昇により持ち直し151.80円付近で上値を試す展開となりました。ロンドン市場では、欧HICP速報値が予想を下回る結果で発表されましたが、為替への影響は限定的でした。NY市場では、序盤に発表された米ADP全米雇用報告で市場予想を上回る結果となりドル買いの流れに。一時151.95円の値を付けましたが、その後の米ISM非製造業景況指数で市場予想を下回り151.60付近まで下落。パウエル議長がインフレ鈍化による年内利下げの方針に大きな変化はないと意向を示したことも重しとなりました。ドル円は151.66円で取引を終えました。

*17:02JST 東京為替:ドル・円は反落、夕方に円買い再開 5日の東京市場でドル・円は反落。 日経平均株価の弱含みが予想され、早朝から円買い先行。 その後はドルに値ごろ感が生じ...

上で述べたとおり、今週のドル円(USD/JPY)は下値のトライを警戒したい。しかし、円安トレンドの根強さを考えるならば、ドル円の下落は「調整の反落相場」になると予想する。

一方、ドル円が160円を完全に下方ブレイクする場合は、21日線の攻防を予想する。この移動平均線は今日現在、159.32レベルで推移している。

市場予想を下回った重要指標と米金利が低下基調へ転じたタイミングが一致している状況は、米債市場が経済指標にらみの状況にあることを示唆している。この動きに連動し米ドル安が進行した状況も考えるならば、今週も経済指標が米ドル相場のトレンドを左右するだろう。

コア指数だけでなく、FRBが注視する「スーパーコア」のインフレ率(住居費を除いたサービス価格)でもインフレの粘着性が示される場合は、米金利に再び上昇の圧力が高まることが予想される。外為市場では、米ドルのショートカバー(買戻し)が予想される。

ドル円(USD/JPY)の反落要因として注目したいのが、米ドル相場の動きである。

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