【見通し】ロンドン為替見通し=ユーロドル、6日の上ヒゲが抵抗となるか 今週はECB定例理事会

FXブログ
【見通し】ロンドン為替見通し=ユーロドル、6日の上ヒゲが抵抗となるか 今週はECB定例理事会

本日のロンドン為替市場は重要な経済データの発表は予定されておらず、欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて金融当局者の発言も期待できない。ユーロドルは先週末の8月米雇用統計の発表後に1.11ドル半ばまで上昇するも直ぐに失速しており、本日は材料不足のなか6日ロウソク足の上ヒゲが抵抗水準として働くかが1つのポイントか。

 また、欧州リスクセンチメントの強弱に敏感なユーロスイスフランの動向にも目を向けておきたい。先週末の金融市場で一気に強まったリスク回避ムードが、欧州市場にも持ち越される可能性が高いからだ。地政学リスクへの警戒感も緩めることはできない。週末にはイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ全域に空爆したことが報じられ、またウクライナとロシアの戦争も激化したままだ。先週ユーロスイスフランは、0.93フラン台で約1カ月ぶりのフラン高を更新した。

 なお今週は、11日に8月米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。米金利先安観が強まりつつある中でのインフレ指標のため、結果次第でユーロドルは神経質に上下しそうだ。ただメインイベントとしてはやはり、12日のECB定例理事会の政策金利の公表とその後のラガルドECB総裁の記者会見だろう。

 ユーロ圏の4-6月期・妥結賃金上昇率が前年同期比3.6%と1-3月期の4.7%から大きく鈍化したことを受けて、市場ではECB理事会の利下げ決定がほぼ確実視されている。注目はラガルド総裁が、年内残りの10月と12月会合だけでなく、来年初めにかけての金利の道筋を示唆するかどうか。

想定レンジ上限

・ユーロドル、6日高値1.1155ドル

・ユーロスイスフラン、2日高値0.9446フラン

想定レンジ下限

・ユーロドル、3日安値1.1026ドル

・ユーロスイスフラン、8月7日安値0.9302フラン

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】ロンドン為替見通し=ユーロドル、6日の上ヒゲが抵抗となるか 今週はECB定例理事会

見通し ロンドン為替見通しユーロドル 6日の上ヒゲが抵抗となるか

連休の谷間ですし、今夜はFOMCもありますし、中国は明日から大型連休入りするそうですし、なんだか静かなマーケット。ドル円の介入は初日の2兆円規模のみ?!なのでしょうか。85円あたりに大量のbidを置いてあるとかなんとか噂されていますが、その真相は分からずとも、こうも静観の中、85円を崩さずに水準を維持しているとはその介入の巧妙さに唸るばかり。何がキッカケとなりまた動き出すのでしょうね。先週のFOREXRADIOではだいまんさんがつまらない相場になっちゃったとおっしゃってましたが、こんな相場になることが分かっているなら、85.50-85.90レンジで逆バリでシステマティックに売買を繰り返してりゃ良かったわけです。でも、今頃それに気がついてそういうポジションを作ったところで直後にレンジブレイクしたりするのが法則(笑)不思議と自分のポジションが見事にキッカケとなるような絶妙なタイミングで、逆に動き出したりするので、この相場、手出し無用?!先週作ったドル円ロング、ほぼコストで一旦降りることにしました。1週間ハラハラさせられて疲れちゃった。今夜のFOMCも怖いですし、今日は夜遅くまで仕事で為替が見られないし。またポンドドルロングは買った後少しは上がったのですが、昨日、英国の9月ライトムーブ住宅価格が前月比▲1.1%と3カ月連続で低下、また8月の主要銀行モーゲージ承認件数が4.5万件(2009年4月の4.3万件以来の低水準)に落ち込んだなどというニュースに下落し、コストで撤退。はー今の相場は細かく利食いしなきゃ駄目か。すかさずドテン売りで挑みましたが、思うように下がらず、すぐ止めました・・・(笑)結局介入後の相場では負けてはいませんが、勝ててもいない。というか、やっぱりやりにくいな(笑)今夜のFOMCキッカケでドカーンと動いたりする?!皆この持久戦に疲れ始めているような気がしますけど。昨日はギリシャ国内の銀行へのストレステストを延期するとか、ドイツ国債とポルトガル・アイルランドの10年物国債利回りスプレッドがユーロ導入後最大となるなどユーロ圏のネガティブ材料も飛び出してユーロが下落する局面もありましたが、トレンドを形成するに至らず。結局はレンジから抜けられずにいます。今夜のFOMC待ちなのかしらね。豪ドルだけは、高値を更新する強さを見せていますが、RBA総裁のスティーブンス氏が昨日、「国内経済の見通しは強く、金融政策により対処する必要あるだろう」「豪経済の力強い上振れに対し、利上げが必要となる公算」とか強気な発言をしていますので、市場には追加利上げの期待が広がっているみたいですね。今日の議事録もそれが確認できる内容でした。でも、ひねくれ者の私は、このままオージーだけがドンドコ上がるって相場に違和感を覚えています。当局も強気、市場も強気、罫線も強気なんて三拍子が揃ったところで、一旦大きく調整するんじゃないの?!なんて思ってるので、次にやるなら豪ドル高値更新なんて水準を売ってみたいところです。いつもの思い込みですので、危険だとは思いますけど(笑)今日からTOCOM東京工業品取引所の夜間取引が翌朝4時まで延長されます。これを記念して今夜、六本木でイベントが開催されるのですが、司会を務めます。帰りは遅くなるので、今日は早めのブログ投稿。

コメント

タイトルとURLをコピーしました