S&P500 プロの予想「反発余地が限られる展開。」チャート分析 2024/9/9

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S&P500 プロの予想「反発余地が限られる展開。」チャート分析 2024/9/9

【S&P500】短期トレンドは“弱気”。

直近の日足は値幅の大きい陰線引けとなり、下値リスクの高いものです。また、5,440-50の抵抗も下抜けており、短期トレンドが“弱気”に変化しています。中期トレンドが強い状態を保っていることや、5,400-10の日足の下値抵抗を守っていることから、これを支えとして小反発の可能性を残していますが、強い下げエネルギーが働いた状態にあるので反発余地が限られ易く、一段の下落リスクにより警戒が必要です。5,400を割り込んで終えた場合は5,350近辺まで続落する可能性が高くなります。また、これを下抜けた場合は5.300~5,320にある強い抵抗をトライする動きへ。このラリーでの下値余地はこの辺りが限度と見ていますが、深い調整となった場合は中・長期的なサポートポイントである5,200近辺まで見て置く必要があります。ここまで押さない可能性が高いと見ていますが、5,180~5,200を割り込んで終えた場合は中期トレンドも変化します。一方上値は5,510-20,5,540-50に強い抵抗が出来ており、これを上抜けて終えるまでは下値リスクが軽減されません。また、5,620-30,5,650-60の抵抗をクリアして5,650超えで越週しない限り、“強気”に変化しません。上値抵抗は5,480-90,5,510-20,5,540-50,5,570-80に、下値抵抗は5,400-10,5,370-80,5,350-60,5,300~5,320にあります。

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SP500 プロの予想 反発余地が限られる展開

一方で、雇用統計が予想通りの内容であれば、今週の大幅な下げに対する自律反発の動きが期待できます。ただ、来週も9月11日に米・消費者物価指数(CPI)、12日に米・卸売物価指数(PPI)の発表が予定されているため、日経平均株価は今週に引き続き、それらの経済指標の結果に影響される展開が予想されます。

目先は5,500ポイントの維持、または10日線(3日時点5,479レベル、日足チャートの青ラインを参照)で反発する展開を予想する。

アメリカの長期金利が上昇した先月の28日に、S&P500指数(SPX)やナスダック100(NDX)が下落したことを考えるならば、トランプ候補が掲げる政策-減税、移民対策そして対中関税はいずれもインフレの再燃と財政悪化の可能性を市場参加者に意識させる可能性があろう。

しかし、非農業部門雇用者数をはじめとした見た目の数字が予想以上ならば、長期金利の上昇要因となることが予想される。このケースでは株安を想定しておきたい。S&P500指数(SPX)は、上で述べた5,500の維持が焦点となろう。この状況が確認される場合は、来週以降も上昇トレンドを維持する公算が大きくなろう。

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