【S&P500】上値余地を探る動き。短期トレンドは“弱気”変わらず。
直近の日足は実体が小さく下ヒゲのやや長い陽線引けとなり、下値トライに失敗した形で終えています。この反動で上値トライの動きが期待出来ますが、トレンドがまだ弱く。5,500超えの抵抗をこなしきれない可能性も高いと見られます。現状は5,400-10に強い下値抵抗があり、これを支えとして上値トライの動きが進行中ですが、上値トライに失敗して5,400を割り込んで終えた場合は、5,350近辺まで下値余地が拡がり易くなります。逆に、5,550-60の抵抗を上抜けて終えれば下値リスクがやや後退、5,620-30の抵抗を上抜けて越週すれば短期トレンドが変化します。上値抵抗は5,500-10,5,540-50,5,570-80,5,600-10に、下値抵抗は5,440-50,5,420-30,5,400-10,5,370-80,5,350-60,5,300~5,320にあります。
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SP500 プロの予想 上値余地を探る動き
[シナリオ②-1] 一方で、「1.09000NZドル」で上値を抑制された場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「遅行スパンの“逆転”」や「SARの売りサイン継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「1.05000NZドル」(上図Ⓑ水色線)付近まで下落しそうです。
[シナリオ①] これからの時間において「1.09000NZドル」を終値ベースで上抜けブレークした場合は、「基準線超え」→「上値トライ」のトリガーとなりそうです。当該ケースでは、「(心理的な節目である)1.10000NZドル超え」や「SARの買いサインへの転換」なども伴いながら、BB・+2σラインをメドとする「1.13000NZドル」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇を想定すべきでしょう。
24年には主要中銀の多くが利下げに転じるとみられる一方、日銀はマイナス金利の解除など金融政策の正常化へと動くことが想定されます。そのため、クロス円は次第に上値が重くなっていく展開になりそうです。
[シナリオ②-1] 一方で、「0.86550ポンド」で上値を抑制された場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「(心理的な節目である)0.85000ポンド割れ」や「SARの売りサイン継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「0.84000ポンド」(上図Ⓑ水色線)付近までの下落を想定すべきでしょう。
上値メドは、200日移動平均線(37,483円 同)、10日移動平均線(37,926円 同)、75日移動平均線(38,492円 同)、心理的節目の39,000円などがある。下値メドは、心理的節目の36,000円、8/7高値(35,849円)、8/5高値(35,301円)、心理的節目の35,000円、8/7安値(33,739円)などがある。
この状況でマイクロンの3Q決算と5月PCEデフレーターが半導体株の買い、そして米長期金利の低下要因となれば、S&P500種株価指数(SPX)は上で述べたサポート水準を維持し、5,500レベルをブレイクアウトするだろう。
先週21日の米国株レポートでは、S&P500種株価指数(SPX)が短期的に株高を調整する相場へ転じる可能性について述べた。
[シナリオ①] これからの時間において「0.86550ポンド」を終値ベースで上抜けブレークした場合は、「基準線超え」→「上値切り上げ」となりそうです。当該ケースでは、「BB・+2σラインおよび(赤色雲の上辺である)先行2スパン(≒0.88500ポンド)超え」や「SARの買いサインへの転換」なども伴いながら、心理的な節目である「0.90000ポンド」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇も視野に入れるべきでしょう。ただし、本稿執筆(23年12月)時点では、赤色雲が厚い形状(=強い上値抵抗帯)となっていることから、上値余地は限定的となりそうです。
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