陽線引け。転換線は基準線を下回り、遅行スパンは実線を下回り、雲の下で引けていることで、三役逆転の強い売りシグナルが点灯中。孕み線で反発したものの、依然として転換線を下回って引けており反落の可能性が示唆されている。
本日は下落中の転換線を抵抗に戻り売りスタンスで臨み、同線を上抜けた場合は手仕舞い。
レジスタンス1 95.32(日足一目均衡表・転換線)
前日終値 94.94
サポート1 93.87(9/16安値)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル 日足テクニカル 豪ドル円下落中の転換線を抵抗に戻り売りスタンス
オージードルを0.67から0.76、ドル円を105円から115円で想定した場合、2020年の豪ドル円は、70.35から87.40の動きが最大値となっています。 豪ドル円のテクニカルで想定した2020年のレンジが70円から81円、最大で85円としていますので、比較的整合性がありそうですが、やはりドル円相場が111-112円を超えて上昇できるのかが、豪ドル円の大きな反発には必要そうです。
◇スロー・ストキャスティクスとは相場の買われ過ぎ・売られ過ぎを判断する分析手法。「Slow%K」と「Slow%D」の2本のシグナルからなるテクニカル指標。Slow%Kは、過去の一定期間における高値・安値の間で、直近の終値がどのくらいのところに位置しているのかを表す。Slow%DはSlow%Kの移動平均線です。
◇H&Sとは日本語で「三尊」とも呼ばれるチャート形状です。左右にショルダー(肩)、中央にヘッド(頭)があるように見える事からH&Sと呼ばれます。「三尊天井」という言葉は投資の世界では有名なテクニカル指標で、チャート上にこの形が現れる場合、上昇局面から下落局面へのトレンド転換局面と判断されます。上昇相場の中で、上値をアタックするものの、高値を超える事ができず、アーム(腕)形成部分まで下落してしまうのを「売り」の判断します。
◇フィボナッチ・リトレースメントとは「フィボナッチ比率」をトレードにあてこんだテクニカル手法です。「23.6%・38.2%・61.8%・76.4%」という比率を、フィボナッチ比率、または黄金比率と呼びます。多くの投資家がフィボナッチ比率で求められた価格帯を意識する為、相場に影響を与えると考えられています。チャートの高値・安値の間をフィボナッチ比率で区切られたラインを引くことで、サポートライン・レジスタンスラインを判断します。
それでは、テクニカル面から豪ドル円を構成するオージードル相場とドル円相場をみてみましょう。
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