【テクニカル】フィボナッチ(3)

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【テクニカル】フィボナッチ(3)

カナダ円  スイス円  ランド円  リラ円

高値   104.77  168.18   8.09    4.18

61.8%  104.433  167.768   8.068   4.162

50.0%  104.329  167.641   8.060   4.158

38.2%  104.225  167.513   8.052   4.153

安値   103.89  167.10   8.02     4.14

*高値・安値は日本時間20時03分までのレンジを参考にしています。

(越後)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】フィボナッチ(3)

テクニカル フィボナッチ 3

FXにはさまざまな相場分析の手法があります。「フィボナッチリトレースメント」もそのうちの一つです。これからFXを始めようと考えている場合、テクニカル指標を活用することに敷居の高さを感じられるかもしれませんが、フィボナッチリトレースメントは、FX会社のツールを使えば初心者でも比較的簡単に用いることができます。

フィボナッチ比率の黄金比を取り込んだテクニカル分析がフィボナッチ系のテクニカル分析です。

フィボナッチリトレースメントは、一定のトレンドの中で押し目買いや戻り売りのポイントを探るために有効なテクニカル指標です。FX会社のツールを活用することで、取引に慣れていない初心者の方でも使ってみることは可能でしょう。

ただし、実際にどのラインで反発や反落が起きるかは予測できません。上昇トレンドのとき、61.8%のラインで反発せずに下落を続け大きくトレンドが変化するケースや、下降トレンドのとき、23.6%のラインで反転すると予測したにもかかわらず、38.2%、61.8%のラインまで価格が上昇を続けるケースもあります。実際の取引で使用する場合には他のテクニカル指標を用いながらエントリーのタイミングを探るとより効果的でしょう。

テクニカル分析の世界ではフィボナッチ比率を用いて値幅観測と日柄観測を行うことが一般的です。特にフィボナッチ比率による値幅観測を気にする海外のトレーダーは多いため、知っておくべき知識と言えるでしょう。

フィボナッチは使いやすいテクニカル分析ではありますが、正確性や万能性に欠ける弱点を持っています。

つまり、フィボナッチトレースメントは画面上に表示されたチャートの高値や安値水準を参考に引かれるものであることから、トレンドが出ている局面では高値ないし安値を更新してくることも考えられます。また、レンジ相場であればフィボナッチトレースメントの表示された範囲内での値動きとなります。したがって、現在がトレンドの局面なのか、レンジの局面なのかの判断を含め、トレンドに強いテクニカル分析およびオシレーター系のテクニカル分析を併用するとよいでしょう。

フィボナッチは多くのシーンで役立つテクニカルな分析手法ですが、前提としてトレンドの方向性を理解しておく必要があります。

為替相場での通貨の値動きを示した「チャート」をもとに、過去の値動きの傾向やパターンから将来の価格を予測することを「テクニカル分析」といいます。フィボナッチリトレースメントは、テクニカル分析で用いられる「テクニカル指標」の一つです。

他のテクニカル分析と比べても使いやすく、トレンド相場で活躍できるためFX初心者の方でも即戦力の分析として採用できるでしょう。

なお、高値と安値をどこに設定するかについては、明確な定義はありません。また、ローソク足のどの部分にラインを引くかについても決まりはないため、15分足や1時間足といった取引の時間軸をどこに置くかによって、見方が大きく変わる可能性があります。 松井証券では、パソコン・タブレット向けのトレーディングツールやスマートフォン向けアプリで様々なテクニカル分析が可能です。

ちなみにフィボナッチ系のテクニカル分析を使う際には、高性能なチャートツールを使うと上手くトレードで活用できます。

しかしFXには、チャート分析通りに値動きが推移しない「ダマシ」がつきものです。フィボナッチリトレースメントだけを用いて安易にエントリーをすると、思わぬ損失を出してしまう場合があります。実際の売買で利用する場合には、他のテクニカル指標も併せて活用するようにしましょう。

テクニカルトレード全般に言えることですが、ひとつの指標に固執せず、複数種類の指標を組み合わせて、大衆の意識しているポイントを探るということが重要になります。

フィボナッチ・エクスパンションは、フィボナッチリトレースメントによく似たテクニカル分析の手法です。フィボナッチリトレースメントが押し目買いや戻り売りのポイントを判別するために用いられるのに対して、フィボナッチ・エクスパンションはトレンドがどこまで続くのかを予測するために用いられます。押し目買いや戻り売りでエントリーをした後、利益を確定するポイントを知るために使われるのが一般的です。

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