JR貨物輸送1割減のまま 物流影響

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JR貨物輸送1割減のまま 物流影響
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JR貨物輸送1割減のまま 物流影響

JR貨物の執行役員 鉄道ロジスティクス本部営業統括部長の高橋秀仁は「今回の取組によって、GDPガイドラインに準拠した鉄道輸送が検証されたことで、国内医薬品輸送における鉄道輸送の可能性が広がったものと認識しています。本取組を通じて、国内医薬品輸送における、環境に優しい、持続的なサプライチェーンの構築に今後も貢献できるように努めてまいります。」と述べています。

不正問題を受け、JR貨物の輸送力は?

東北地方の一部地域において、2024年4月からアイスクリームや冷凍食品などを対象とした両社の物流拠点間の輸送を開始いたしました。両社の商品を同じトラックに混載し、共同で輸送することで車両台数およびCO2排出量削減を目指します。

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「温室効果ガス の削減」では、2030年の店舗運営における温室効果ガス(CO2)排出量の削減目標を50%(2013年対比)としております。店舗運営以外にも物流の分野において、クリーンディーゼル車や EV 配送車の導入などに取り組んでおり、このたびの貨物鉄道輸送を活用したモーダルシフトを実施し、CO2排出量削減を推進してまいります。

神奈川県海老名市・厚木市を中心としたエリアにおける配送で、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの店舗配送トラックの共同活用のスキームを構築し、2024年2月上旬から物流面での協業を開始いたしました。コカ・コーラ ボトラーズジャパンの店舗配送トラックが時間帯によって稼働していないときに、ファミリーマート店舗への常温商品配送に使用することで、同一車両を2社で有効活用する取り組みです。

三菱倉庫の専務執行役員の若林仁は、「今回の取り組みは、医薬品メーカーとその物流パートナー、鉄道事業者の3社が協業したことで、それぞれのお客様へ信頼のおける品質を担保したまま確実な輸送を行うことを実現しました。この新たな取り組みが、地球環境の負荷低減につながり、持続的なサプライチェーンの一助となることを喜ばしく思います。今後も環境に対する様々な取り組みを加速させていきます。」と述べています。

――物流業界にどんな印象を持っていましたか。

JR貨物が車輪と車軸の取り付け作業でデータ改ざんなどの不正を行っていたと発表してから、17日で1週間。11日には一時すべての貨物列車の運行が止まり、その後も輸送力は1割減のままで、物流への影響は続いている。国土交通省は全国の鉄道事業者などに対して、車輪・車軸の緊急点検を指示しており、影響はさらに広がる可能性もある。

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