私は将来、年金がほぼ貰えないのではないかということを危惧し、
・安定して生活できるお金を継続的に得られる状態
・働けない状態だとしてもお金を得られる状態
を目指し、自分年金を作るために取組中です。
その取り組みの一つが株式投資です。
特に「連続増配株や累進配当株、高配当株」への投資です。
連続配当株:毎年、配当金を増やし続けいてる株のこと
累進配当株:配当金を減らすことなく、増やすまたは維持している株
高配当株:株価に対し、配当金額が高い株
一般的に配当利回り(配当金額÷株価)が3%~4%以上を指す
私は欲張りなので、「連続増配株かつ高配当株」「累進配当株かつ高配当株」「連続増配とかではないけど、めっちゃ高配当株」に投資をしています。
今回は連続増配株の一つであるINPEXを紹介します。
生活に欠かせないガスの生産・開発をしている企業です。
INPEXの配当金
まずは一番重要な配当金について詳しくみていきましょう。
一般的に配当利回り3%~4%以上が「高配当株」と呼ばれます。
INPEXの配当金(現在)
配当利回り (2024年9月現在) |
4.4% |
配当額 (2024年度) |
86円 |
株価 (2024年9月現在) |
1941円 |
連続配当年数 | 4年 |
配当性向 | 25.8% |
配当月 (配当落ち日) |
6月、12月 |
配当利回り 5%の株価 |
1720円 |
配当利回り 4%の株価 |
2150円 |
配当利回り 3%の株価 |
2867円 |
INPEXの配当金(過去)
2024年 | 86円 |
2023年 | 74円 |
2022年 | 62円 |
2021年 | 48円 |
2020年 | 24円 |
2019年 | 45円 |
INPEXの会社概要
(証券コード)名称 | (1605)INPEX |
業種 | 鉱業 |
事業内容 | 原油・ガス開発生産国内最大手。 政府が黄金株(※)を保有。 |
業界での立ち位置 | 最大手 |
時価総額 | 27,702億円 |
決算月 | 12月 |
※黄金株とは:株主総会決議や取締役会決議事項について、拒否権をもつ特別な株式
政府(経済産業大臣)が株の21.99%を保有しています。国との間に太いパイプがあり、安定性が高く、倒産の可能性が低い企業です。
ただ、業績は原油価格に左右される面があるので、安定するとは言い難いです。
財務指標
私が見ている指標は売上高とEPSだけです。
売上高:企業が商品やサービスを販売することで得た収益の合計です。
売上高が高いほど企業の規模が大きいと言えます。
規模が縮小しているよりも拡大している方が良いので、右肩上がりが望ましいです。
EPS:1株当たり利益。利益÷発行株式数。
EPSが高いほど企業の収益性が高いと判断できるので、右肩上がりが望ましいです。
INPEXの売上高
2019年 | 1.00 |
2020年 | 0.77 |
2021年 | 1.24 |
2022年 | 2.32 |
2023年 | 2.17 |
単位:兆円
INPEXのEPS
2019年 | 84.61 |
2020年 | -76.5 |
2021年 | 153.87 |
2022年 | 337.22 |
2023年 | 286.85 |
連続増配株 1605 INPEX
配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、INPEXの株価は2020年12月の終値556円から発表当日(2023年8月9日)の終値1814.5円まで、3.2倍に上昇している。
また、INPEXは400株以上を1年以上継続保有することで、「オリジナルデザインのQUOカード」がもらえる株主優待を実施している。
INPEXは9日、2023年12月期の配当を年74円(前期は62円)にすると発表した。従来計画から10円増やす。同時に上限1000億円の自社株買いも発表。0.6倍台と低迷するPBR(株価純資産倍率)の改善へ向け、株主還元を強化する。円安を受け、23年12月期の連結純利益予想は前期比31%減の3200億円と従来予想から200億円引き上げた。
INPEXは、2023年12月期の予想配当を修正し、中間配当(6月・権利確定済み)が「37円」、期末配当(12月)が「37円」、合計の年間配当額は「1株あたり74円」とすると発表した。
年間配当額の前回予想は「1株あたり64円」だったので、前回予想から「10円」の増配となる。今回の増配発表により、INPEXの配当利回り(予想)は3.52%⇒4.07%にアップすることとなった。
株式会社INPEXは、日本最大の石油・天然ガス開発企業として石油や天然ガスの探鉱・開発・生産という上流事業を中核とした会社として発展してまいりました。今後ともアジアを中心として伸び続ける世界のエネルギー需要に応え、長期にわたりエネルギー開発・安定供給の責任を果たしつつ、2050年ネットゼロカーボン社会の実現に向けたエネルギー構造の変革に積極的に取り組みます。
今期純利益予想の上方修正は2回目になる。為替レートを1ドル=135円と従来想定より5円円安方向へ見直し、160億円の増益要因が出る。オーストラリアの天然ガス開発事業「イクシス」の稼働トラブルなどによる販売量の下振れを補う。指標とする北海ブレントの原油価格は1バレルあたり平均80ドルという従来想定を据え置いた。
INPEXは、2023年12月期の配当予想を修正し、前期比および前回予想比で「増配」とする予想を、2023年8月9日の15時に発表した。これにより、INPEXの配当利回り(予想)は3.52%⇒4.07%にアップした。この配当予想が実現すれば"3期連続増配"を達成することになる。
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