【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-寄り付きで形成のマドを埋め戻す
日経平均株価は4日続伸。買い先行の展開となり、75日移動平均線(38291円 9/24)と100日移動平均線(38362円 同)が重複する水準を上回る場面があった。一方、9/4の下げで開けたマドを埋めきれずに上げ幅を縮小。寄り付きで開けたマドを逆に埋め戻す格好となり、ほぼ安値引けとなった。
RSI(9日)は前日の66.1%→70.6%(9/24)へ上昇。目先は上昇しやすいタイミングにあり、今週は9/4の下げで形成したマド埋め(38581円)達成や、75日移動平均線などを上回り、終値ベースで9/2高値(38700円)を超えられるかが焦点となる。超えることができれば、8/5安値を起点とした上昇二段上げ目に入ったことが確認できるため、現象面では重要なポイントとなる。
一方、株価の下方で25日移動平均線(37442円 同)が上昇が一服しており、再び下向きへ変化することも予想され、株価が下に押し戻される要因として注意が必要となる。
上値メドは、心理的節目の39000円~9/2高値(39080円)、4万円、7/17安値(41054円)などがある。下値メドは、25日移動平均線、心理的節目の37000円、10日移動平均線(36681円 同)、9/17安値(35828円)、9/11安値(35253円)、8/9安値(34445円)などがある。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-寄り付きで形成のマドを埋め戻す
テクニカル 日経平均株価テクニカル分析寄り付きで形成のマドを埋め戻す
例えば株価が下落した要因で見ると、好業績にもかかわらず決算発表を機に株価が急落することがある。このような場合には、好材料出尽くしで目先的に利益確定売りが優勢になったなどと解説され、短期資金による売り仕掛けやテクニカル要因が指摘されることもある。
前者のように反発力が強いことを示す半値戻しなのか、それとも後者のように一時的な反発に過ぎない半値戻しなのか、どちらの局面なのかは、株価が下落した要因やテクニカル分析などを活用して判断する。
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