日経平均 プロの予想「上値余地を探る動き。」チャート分析 2024/9/26

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日経平均 プロの予想「上値余地を探る動き。」チャート分析 2024/9/26

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【日経平均】上値余地を探る動き。強い上値抵抗を抜けきれない可能性も。

直近の日足は、小陰線で終え小幅続落して終えていますが、7月に付けた42,426円を直近高値として上値を切り下げて来た流れからは上抜けた位置を保っており、反発に転ずる可能性に繋げています。昨日の海外市場では37,400~37,500円の抵抗を守り切って反発に転じており、東京市場でもこの流れを受けて上値トライの動きが強まると見られます。38,400~38,500円に強い上値抵抗がありますが、これをしっかり上抜けて終えれば38,800~38,900円、39,100~39,200円にある一段と強い抵抗をトライする動きへ。全て上抜けて終えれば“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなります。逆に上値トライに失敗して、37,400~37,500円を下抜けて終えた場合は、36,800~37,500円のレンジ内に入り込む可能性が高くなります。上値抵抗は38,100~38,200円、38,400~38,500円、38,800~38,900円に、下値抵抗は37,500~37,600円、37,200~37,300円、36,900~37,000円、36,500~36,600円にあります。

© 2024 オフィスフレア/川合美智子
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これまで日経平均・TOPIXは 約4年周期で底入れしてきました

日経平均3万5000円の大台が意識されるだろう。先物に合わせて、その水準を割って始まるかもしれないが、売り一巡後は押し目買いで3万5000円の大台回復は早いだろう。

なお筆者は、24年のどこかで『日米株価の逆転』が起きる可能性に注目しています。 日米株価差(日経平均とNYダウの差異)のチャートは、89年12月に大天井を付けてから下落の一途を辿ってきました。「米国株買い・日本株売り」という強いトレンドが30年以上も続いてきたことになりますが、そんな流れも23年1月についに終了したとみられます。 世界の投資マネーは、これまでの米国株偏重から他国・地域の株式市場へ流れていくと思われます。アジア地域の投資を考える場合、ファンダメンタルズ面が好調な割に、長い期間にわたり軽視されてきた(アンダーウェイトされてきた)日本株は、投資対象として真っ先に検討されておかしくありません。

筆者は23年こそは日本株の“シン”強気相場がスタートする年と位置付け、日経平均の2023年安値を2万6000円、高値を3万4500円と予想しました。

過去3年間でみると、日経平均はBPS(1株当たり純資産)の1.125倍が、概ね下限となってきました。現在の日経平均BPS(=PBR1倍の水準)・25,751円(12/19時点)を使うと、1.125倍は28,970円です。BPS自体が不確定な要素ではありますが、それでも大まかにみて24年の日経平均の下限を2万9000円~2万8000円と見積もるのは、まずまず順当な線と思われます。 現実的には、 [3万円~2万8000円]が、日経平均の次回4年サイクル底値として適当でしょう。

それから1年が経ちました。嬉しいことに23年の日本株は、銀行株を始め大型バリュー株がけん引し、他国・地域マーケットのほとんどを圧倒するパフォーマンスを示しました。 これを書いている時点(12/20)で日経平均の年初来上昇率は29%、年間の安値(終値)は25,716円(1月)、高値は33,753円(7月)です。安値も高値も、1年前の予想に近いものでした。

もしも今回も過去と同じく、前のザラバ高値(11月の33,853円)から30%の下げを想定すると、日経平均は2万4000円を下回ることになりますが(注)、さすがにそこまで下げる可能性は低いと思われます。

これまで日経平均・TOPIXは、約4年周期で底入れしてきました。この『4年サイクル』によると、次の株価の底入れ時期は24年3月頃ということになります。すると24年の前半、特に春頃までの日経平均は、急落リスクが高いといえそうです(23年のような『彼岸底』かもしれません)。 日経平均下落の理由は定かではありませんが、もしかすると『マグニフィセント・セブン』に代表される、米ハイパーグロース株の急落かもしれません(後述)。

ただ24年春頃までの調整の深さの程度によっては、日経平均が上昇トレンドを再開しても、89年高値(38,957円)更新には至らないかもしれません。24年の日経平均高値はおそらく、[3万5000円~3万7000円]というところではないでしょうか(なお最高値更新があれば、それはそれで嬉しいサプライズです)。

4年サイクル底へ向けての下落が起きる場合、日経平均はいくらで底入れするでしょうか? 08年大底からの強気相場中、4年サイクル底は今回が4回目です。前3回のサイクル底は、ザラバベースで8,238円(12年6月)、14,864円(16年6月)、16,358円(20年3月)でした。前の高値からみると、順に28%、29%、そして33%下げており、平均すると高値からの下落率は30%です。

以上の考察に基づき、日経平均の24年想定レンジを[2万9000円~3万7000円]に設定しました。

(注)万が一にも日経平均が2万4000円割れともなれば、天与の買い好機到来とみられます。そのときの日経平均はPBR1倍を一時的に大きく下回っていると思われますが、PBR1倍割れが過去に数えるほどしかない千載一遇の買い場だったことは歴史が証明しています。もちろん、そのような機会が訪れることは滅多にないものです。

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