主要通貨 20日移動平均線かい離率ランキング
10/2 2:53時点
豪ドル円 2.12% 2.051(かい離幅)
NZドル円 1.52% 1.351(かい離幅)
ZAR円 1.35% 0.110(かい離幅)
ポンド円 0.89% 1.677(かい離幅)
ドル円 0.63% 0.900(かい離幅)
ユーロ円 0.21% 0.340(かい離幅)
ユーロドル -0.41% -0.004(かい離幅)
※各通貨の乖離状況を比較するため【テクニカル】記事「乖離1-3」の乖離幅から乖離率を求めた結果のランキングです。
(松井)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
使い慣れたテクニカル分析も併せて使うと効果的です
まず初めに、移動平均乖離率とはどのようなテクニカル指標なのか、またその計算式について見ていきましょう。
前週も指摘した通り、<テクニカルには「短期・中期・長期の全ての時間軸で(超長期が示唆していた)『USD高円安トレンド』への“同期”が着実に進展している」>との我々の判断に著変はない。ただ、152.00の水準をなかなか突破できない状況を「上昇圧力の疲弊」と捉える向きも少なくないようだ。
移動平均乖離率は、株式投資の株価分析やFXの分析など含め、世界で最もポピュラーなテクニカル分析である移動平均線(一定期間における終値の平均値の変化をグラフで表したインジゲーター)から値段がどれだけ離れているかを簡単に数値化し、割合で表したテクニカル分析です。一般的にはオシレーター系のテクニカル分析となります。類似のテクニカル分析として、移動平均乖離率をチャートに重ねたエンベロープなどがあります。
エントリーの際に複数の根拠を確認するのは、テクニカル分析の基本です。複数の根拠があることで、より精度の高いトレードができます。
他のテクニカル分析はトレンド相場を得意としている中で、エンベロープはレンジ相場を得意としています。相場全体の7~8割がレンジ相場と言われる中で、活躍できる機会が非常に多いインジケーターと言えます。
この手法においても、移動平均線の向きやMACDのクロス、RSIの数値でも根拠を確認できるとより強いエントリーポイントになります。使い慣れたテクニカル分析も併せて使うと効果的です。
その結果、チャートはテクニカル分析を無視した値動きになることが多いです。
結果的にUSD円相場が保合いを継続したことで、<テクニカルには「短期・中期・長期の全ての時間軸で(超長期時間軸が示唆していた)『USD高円安トレンド』への“同期”が着実に進展している」>との我々の判断にも、今のところ変化はありません。
など、値動きや他のテクニカル分析と複合的に判断することで、損切りの可能性を下げることができます。
シンプルながらも拡張性のあるインジケーターで、有名なテクニカル分析である、ボリンジャーバンドにも応用されて使われています。
テクニカル分析において ”エンベロープ” と名のつくインジケーターは1種類のみです。
エンベロープについて動画で見たいなら、セントラル短資FXの『テクニカル分析を学ぼう』がオススメです。
コメント