ども、FX専業ニートのORZ(おつ@NEETORZ)です(・∀・)
突然ですがみなさま、『レンジ相場』についてどれぐらい知っていますか?
また“どんな印象”をお持ちでしょーか?
「なんとなーく方向感のない相場」
「トレンドと違ってわかりづらいから苦手」
おそらくはこのようにレンジ相場のことをよく知らず、苦手意識だけを持っちゃってる人が多いんじゃないかなーと思います(・ω・)
まぁ「FXは基本トレンドフォローさえしておけば良いよ」みたいな風潮もあるし、実際レンジを攻略できなくても困らないっちゃ困らないです。笑
とはいえ「相場は7割がレンジ」とも言われますし、いざトレードをしてみると良さげなトレンド相場(チャンス相場)って意外と頻繁にはお目にかかれない。
つまりトレンド相場だけを狙うってことはそれだけ“機会損失”にもなるので、
せめて『わかりやすいレンジ相場』だけでも攻略できた方が、トレンド・レンジの両方からチャンスをモノにできてトレード・利益効率も良いんじゃないかなーと思うわけです(´ω`)
ということで、今回は
- レンジって何?(メカニズム的なとこ)
- 特徴的なパターンと判断方法
- レンジ相場の具体的な攻略方法
などなど、レンジ相場のアレコレを網羅的に解説していきますんで、
レンジへの理解が甘かったり単純に苦手意識を持っちゃってる人なんかはぜひ参考にしてみてください(・∀・)
わりと長め&関連ページも多いので、この記事を拠点としてじっくりレンジについての勉強を進めてみると良いかもです!
※レンジについて簡単に解説した動画もあるので良かったらコチラも先にチェックしてねん♪
FXにおけるレンジとは?
そもそもレンジという言葉の定義ですが、「チンッ!」でおなじみ電子レンジを除くと『射程・範囲・幅』のことを指すみたいです(´ω`)(※wiki参照)
例えばFXでいうと、為替ニュースやちょっとお堅い系メディアでは
「ドル円は100〜101円のレンジで推移する見込みです」
みたいに「変動幅」的な意味で使われます。
が、このブログなどのどっちかってーとテクニカル重視系メディアでは
「今のドル円はレンジ(相場)だな」
って具合に相場状況や動きそのものを表す言葉として使うことが多いです。
なのでどっちが正解とかはないですが、少なくとも今回は「レンジ=レンジ相場」という認識でいてもらってOK(´∀`)
ちなみにレンジはトレンドのように一方向へグイグイ進むような相場ではなく、
ここまでの説明どおり“ある価格の範囲内で動いてるような相場全般”を指すため、基本的には下記のように方向感のない相場がほとんどです。
方向性の無いレンジ相場はなぜ発生する?
では「そもそもレンジみたいな方向感のない相場がなぜ発生するのか?」ってとこを考えていきましょーか(・∀・)
相場発生のメカニズムを知っておくことで、意外とトレードのエントリーや決済を判断する場面で役に立ったりもしますからね♪
まず前提知識として、FX(為替)の価格変動は需要と供給のバランスで動いてます。
このバランスがどちらか一方に強く傾いた際に発生するのがいわゆるトレンド相場なんですが、
一方でレンジ相場はだいたい以下の3パターンが原因で発生すると考えられます(・ω・)
- 需給のバランスが同じくらいで売り・買いが拮抗しているとき
- ファンダ等で需給のバランスが大きく揺れ動いたとき
- 市場参加者が少ないとき
1つずつ簡単に見ていきましょー。
1.需給のバランスが同じで売り買いが拮抗しているとき
単純な話、為替相場は買いたい人が多ければ上がるし、売りたい人が多ければ下がります。
じゃあその両方がおんなじくらいいたら?
当然相場は極端に上がりもせず下がりもせず、同じような範囲を行ったり来たりするわけです(´ー`)
特にファンダメンタルズ的なニュースもなく、これといった変動材料もないときにこういった相場になりやすいです。
レンジ発生の要因としては大体このパターンが多いかもしんないですね!
逆に余計な材料がない分テクニカルも通用しやすく、“規則的な動き”も見られるため状況によってはトレードしやすかったりします。
2.ファンダ等で需給のバランスが大きく揺れ動いたとき
一方でファンダメンタルズが介入し、大きく需給のバランスが動いた場合。
例えば各国の要人発言・指標、経済動向や金融政策、災害や戦争など何かしらが市場参加者のサプライズとなったり、
情報が錯綜して不透明な状況なんかは、大きな動きになりながらも「需給のバランスが不安定=相場が安定しない」ってことになりがち。
こういう要因でできたレンジは市場参加者の迷いで一時的に荒れている可能性が高く、テクニカルが通用しづらいです。
極端にいえば「方向感なく暴れてるだけの相場」なので、ある程度落ち着いて規則性を取り戻すまでは待つ方が無難でしょう(´ー`)
3.市場参加者が少ない時
最後、レンジ発生の要因として意外と多いのが「市場参加者(取引量)が少ないとき」です。
年末年始や夏休み(お盆)などは当然として、例えば世界的な休日や超重要な指標が控えている日など。
そういった「積極的に取引をする必要がない」みたいなときは、市場の取引量が減るため根本的に相場が動かなくなります(・ω・)
ここまで紹介した2つとは異なり、需給のバランスっていうよりは“そもそもの値動きが乏しいだけ”なので、
ボラティリティも低く利益を取りにくいことを考えるとこちらもトレードには向いてないです(・3・)
てなわけで、レンジ相場発生のメカニズム的にはだいたいこの3パターンに当てはまるのかなーと思います!
規則的で特徴的なレンジ相場のパターン2種類
さて、ここまでの話の中で「規則性」という言葉がチラホラ出てきましたが、そもそもFXのトレードは
相場の規則的な動きを元に形成された抵抗帯からエントリーポイントなどを探していくのが基本
なので、規則性っていうのはすごく大事なんですよね(・∀・)
お次はその規則性がわかりやすい『レンジ相場のパターン』を2つほどご紹介していきます♪
① BOXレンジ相場(または単にBOX相場)
BOXレンジはその名の通り、“箱に収まっているかのごとく高値と安値で規則的に動いてる”相場。
実際のチャートで見るとこんな感じです(・∀・)↓
価格が高値安値の抵抗帯まで到達してから跳ね返っていることが多いですよね?
こういった規則的な動きであれば、また価格が高値や安値に到達した際にどう展開するかが読みやすくなります(´ω`)
ボックスレンジはパッと見でも非常にわかりやすいので、レンジの中で最も仕掛けやすいパターンと言ってイイでしょう♪
②三角保ち合い(ペナント)のレンジ相場
続いてもう1つ。
先ほどのボックスレンジとは違い、値動きが徐々に乏しくなっていくことで三角形の尻すぼみのような形になることがあります。
そういったレンジ相場を総じて『三角保ち合い(ペナント)』と言います(・∀・)
この形では基本的に“高値安値ラインを抜けた方向に勢いが出やすい”という特徴がありますね。
また上記のレンジは高値安値どちらも斜めにラインが引ける状態ですが、「一方は水平でもう一方は斜め」みたいなパターンもあります。
このパターンは主に“水平ライン方向に抜けやすく、抜けた方向に勢いが出やすい”という特徴を持ってます(´ー`)
わりとトレンドの最中に発生しやすかったりするので、レンジというよりはトレンドの順張りとして使うことが多いかも!
ペナントについては別ページで詳しくまとめてありますので、ガッツリ勉強してトレードに活かしたいって人はぜひチェック!
てなわけで主に代表的な2つのパターンを紹介しましたが、
そのほか「特にパターン化されてないけど方向感なく推移してる」みたいなのはぜーんぶひっくるめてレンジ相場って呼んでますね(´∀`)
レンジ相場の判断はラインと高値安値に注目
さて、ここまで「レンジ相場とは?」というところを解説してきましたが、続いてはその判断方法について。
とはいえ、レンジ相場はムリにインジケーターなどを使わずとも判断・判別は可能です(・∀・)
1つは“何度も同じように反発している価格帯を線で結ぶ”ってこと。
ただコレはあくまで出来上がってるレンジを見て線を引っ張ってるだけなので、
リアルタイム判断のコツとしては『2回以上反発している価格帯』を意識して線を引いてみましょう(´ω`)
コレは相場心理的なところもあって、少なくとも2回反発していれば市場参加者が「またそこで反発するかもしれない」と考えやすいからですね♪
そしてそこから同価格帯で反発を繰り返すことによってレンジはより強固なモノとなっていきます。
ちなみに線を引く際は“反発箇所をピンポイントで結ぶ”っていうより、その価格帯を範囲・ゾーンとして捉えるとやりやすいですよん♪
それとレンジ判断の際にもう1つ気にしておきたいのが『高値安値更新の有無』です(・∀・)
高値安値の更新でトレンドとの差別化を図ろう
例えばラインを引くと言っても、下記のように高値と安値を切り上げてるような相場は「上昇トレンド」と認識できます。(逆は下降トレンド)
つまりレンジの場合は“そうでない相場”。
高値や安値を更新できておらず一定の範囲内を推移している相場のことを指すので、トレンドとレンジがごっちゃにならないよう注意したいですね(・ω・)
トレンドとレンジだと取るべき戦略とかも変わってきますからね。
イメージとしてはこんな感じです。
高値安値更新してないような相場に闇雲に線引っ張るわけではなく、その中でも“同じ価格帯で反発しているような相場に限定して”その価格帯に線を引く。
コレを覚えておくだけでレンジ相場の判断はほぼ問題なくできますが、
一応インジケーターを使った判断方法等も別ページで解説してるので、こちらも興味があれば参考にどぞ(σ・∀・)σ
FXレンジ攻略のカギは相場の特性にアリ!
ではでは続けて実践的なお話、レンジの攻略方法について解説していきましょー!
レンジ相場攻略においてまず大事なのは“相場の特性を理解すること”です(´ω`)
「なんのこっちゃ?」と思うかもしれませんが、例えば今回紹介した2つのレンジパターンの特性を振り返ってみましょう。
どうでしょう、なんとなーくどうエントリーすればイイか見えてきませんか?
まずボックスレンジやフラッグといったラインの間で規則的に反発している相場は、そのラインからの反発を狙った『逆張り』が有効です。
何度も反発していることから各ラインの抵抗帯としての信頼度が上がっており、再度反発する可能性も高くなっているからですね(・∀・)
一方のペナントは徐々に尻すぼみになってしまうため、逆張りを狙おうとするとあまり利幅が期待できません。
しかしラインを抜けた方向に勢いが出やすいといった明確な特徴があるため、ここではラインの『ブレイクアウト』を狙うのが効果的と言えるでしょう。
特に上記のような片方が水平ラインのペナントはトレンド中の保ち合い局面で発生しやすいため、
水平ライン方向へのブレイクアウトは非常に期待値の高いトレードになります(・ω・)(チャンスがあればオヌヌメ)
※ブレイクアウトトレードを極めたい人は下記ページをチェック!
と、レンジ攻略方法の基本的なところはこんな感じなんですが、ついでにもう少し踏み込んだ攻略方法もお話しておきます(σ・∀・)σ
レンジエントリーは上位足の方向と一致が◎
ここで解説するのはレンジトレードの精度を上げるための方法です。
『マルチタイムフレーム(MTF)分析』というのは聞いたことがあると思いますが、いわゆる
「複数の時間足を見て相場を多角的に分析しよう」
ってやーつですね。
MTF分析について詳しくはリンク先を見てもらえればと思いますが、レンジ相場では“エントリー方向と上位足の方向性を合わせる”ことが成功率UPのカギとなります。
例えばこちらはORZ手法で見たチャートですが、
このように上位足が上昇トレンドあるいは上昇傾向にあるときは、仮に逆張りを仕掛ける場合でもロング(買い)の方が期待値は高くなるってことです(・∀・)
相場には「大きい流れに回帰していく」みたいな習性があるので、そんなら上位足の方向性が後押ししてくれる方にエントリーした方がイイよねってお話。
せっかくトレードするなら少しでも成功率を上げたいわけだし、レンジでエントリーする際はなるべく『上位足の方向性』を意識してみましょう♪
レンジ攻略でよく見る失敗
続いて失敗例なんかも見ておきますか(・∀・)
レンジ攻略の失敗として多いのが『ブレイク時のダマシ』と『反発エントリーの見切り発車』です。
どちらもボックスレンジみたいな相場の際に起こりやすいんですが、1つ1つ簡単に見ていきますぞい。
ブレイクしたように見えるダマシ
ボックスレンジはある意味“売買の均衡が取れた相場”です。
しかし常にドンピシャで高値安値のラインで価格が反発するわけでもなく、一時的にその均衡が崩れる瞬間はあります。
そしてそういったポイントが“ダマシ”になりやすいんですよね(・3・)
ペナントのような元々方向感のあるところに発生しやすい相場とは違い、ボックスレンジは良くも悪くもバランスに偏りがない状態。
なので少しラインを抜けてもすぐ箱の中に戻ってくる、みたいな展開はザラにあります。
そういったこともあり、個人的にボックスレンジ等のブレイク狙いはあまりオススメしてません!(やっぱり逆張り安定)
少なくともブレイク直後の仕掛けはダマシに遭いやすいので、なるべく控えた方がイイかなーとは思いますね(・ω・)
逆張りを狙う際の見切り発車エントリー
そしてもう1つはエントリータイミングに関する失敗です。
コレはトレンドでいう『押し目買い・戻り売り』とかと基本は同じなんですが、
“逆張りを狙う際、狙い目の抵抗帯にタッチしたところでエントリーしちゃう”
みたいなやつですね(´﹃`)
例えばさっき見たチャートでいうと、
たしかにこんだけ反発していれば「また反発する可能性が高い」と考えるのが自然。
でも実際は蓋を開けてみるまでまた反発するかどうかなんてわからないのです(・д・)
なのでORZは普段から“下位足”で反発の挙動を確認しながらエントリーの最終判断をしてます!
コレ非常にオススメなので、詳しく知りたい人はぜひ後ほどこちらのページもチェックしてみてください(σ・∀・)σ
【まとめ】FXのレンジ攻略はトレードの幅を広げてくれる
てなわけで今回はレンジ相場についてのアレコレをまとめてみましたー!
結構いろいろ解説したので、気になるところは繰り返し見たり、関連ページも存分にご活用ください(`・ω・´)ゞ
冒頭でも話しましたが、普段チャートを見てると良さげなトレンド相場ってのはそんなに多くありません。
そんな中で『良さげなレンジ相場さえあれば攻略できる知識・スキル』があれば、トレードの幅は格段に広がるでしょう(´∀`)
“得意相場だけで勝負する”っていうのももちろん賢いやり方ですが、“効率的に稼ぎたい”のであれば多少新しいことにチャレンジしてみる勇気も必要です。
ぜひ今回の記事がそんなキッカケになればイイなーと思います(´ω`)
「そもそものトレードスキルを根っこから鍛え直したい!」
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完全網羅 FXレンジ相場の判断 攻略方法まとめ
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ファンダメンタル分析は、企業の財務状況や経済指標を基に投資判断を行います。一方、スイングトレードでは主にテクニカル分析を使用しますが、ファンダメンタル分析も完全に無視するわけではありません。特に、企業の決算発表や経済指標の発表など、大きなニュースイベントが価格に与える影響を考慮することは重要です。
そして、平均足は確かに強力ですが、それを使いこなすのはFXトレーダーである皆さん自身になります。
インジケーターとは、ローソク足チャートなどと重ね合わせたり、併用したりすることで相場分析をサポートする機能のことで、テクニカル指標とも言われます。FXではたくさんのインジケーターがありますが、ここでは代表的な3つのインジケーターを使ったレンジ相場とトレンド相場の見分け方について解説します。
FX初心者の皆さんにとって、この計算方法を完全に理解する必要はありませんが、MT4チャートで平均足を簡単に表示できるので、先ずはその見方に慣れることが大切です。
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正確性について 本記事に掲載されている情報は、執筆時点での正確性を期して提供していますが、その正確性や完全性について保証するものではありません。市場や経済の状況は常に変化しており、新しい情報や研究結果によって本記事の内容が変わる可能性があります。
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