【ドル/円】上下の抵抗を抜けきれない状態。
直近の日足は、実体が小さく上下にヒゲのある陰線引けとなりました。上下の抵抗にぶつかっており、攻め難いところですが、下値を切り上げる流れを維持しており、反発に転ずる可能性に繋げているので、引き付けて買い狙いで。但し、142円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯して、140~141円台の足元を固め直す動きが強まり易くなります。また、145円台に乗せて終えるまでは下値リスクを残した状態です。クロス/円の下値リスクがやや高くなり始めており、ドル/円もこれに影響される可能性があります。
買いは143.00-10で押し目買い。損切りは142.40で撤退です。ドル売りは144.10-20で戻り売り。損切りは144.60で一旦撤退です。
日足の上値抵抗は144.10-20,144.50-60,145.00±10銭に、下値抵抗は143.00-10,142.50-6.0,141.90-00にあります。
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最新のドル円チャート
米ドル/円 (USD/JPY)為替チャート・FXチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
ドル円予想 上下の抵抗を抜けきれない状態 FXチャート分析
FXの魅力の一つであるスワップポイントのしくみを分かりやすくご説明します。
FXとは、ドルやユーロなどの外国通貨(為替)を交換・売買し、その差益を目的とした金融商品です。 FXの基本を分かりやすくご説明します。
レポート掲載時点で、1時間足のストキャスティクスは売られ過ぎの水準へ低下している。RSIもデッドクロスへ転じ、低下基調にある。これらが反転する局面で、ドル円が上のサポート水準をトライする場合は、短期的な買戻し(反発相場)を想定しておきたい。
実際のチャートで確認してみましょう。下のドル/円週足チャートでは114.36円(2017年5月8日)〜114.73円(2017年11月6日)あたりが上値として上昇を阻んでいることが分かります。2017年5月8日から1年以上経過した2018年10月1日もこの上値をブレイク(突き抜けること)できなかったことがわかります。
FXを取引する際にチャートがなくてはならない理由について詳しく見ていきましょう。
FXにはリスクもあります。リスクコントロールの一つであるロスカットについて分かりやすくご説明します。
結論から言うとFXのチャートでは出来高(取引量)は確認することはできません。出来高というのは取引量の事を指しており、前述したように一定期間内にどれだけの取引が行われたか(成立したか)を表しています。この出来高が多くなると取引が活発になるとされています。
149.40レベルでダブルトップ形成の可能性が浮上する場合も、ドル円の地合いの弱さを市場参加者に印象付けるだろう。
ではFXで出来高の把握は全くできないかというと、そういう訳でもありません。売買比率等を用いてポジションの傾きや取引参加者の傾きを大まかに確認することが可能でしょう。ただあくまでも当該証券会社・業者内の売買比率である点には留意したいです。
経済指標(特に雇用関連の指標)を精査しながら、利下げ政策を慎重に進めるという従来の慎重な姿勢をパウエルFRB議長が強調する場合は新味に欠ける。ゆえに、米ドル相場への影響は限定的と予想する。
ドル円(USD/JPY)は昨日、146.50台まで反発した。しかし、10日線で上昇が止めらた。今週20日以降、この移動平均線で相場の反発が止められている。また、今日の東京時間にあっさりと146円台を下抜け145.30レベルまで下落している状況も考えるならば、ドル円の反発局面では戻り売りを意識する状況にある。
以上、FXチャートからは読み取れないものについて解説しました。 ここからは、実際にFXチャート分析をする際、活用するテクニカル指標について解説します。
チャートとは価格の動き、つまり値動きを表したグラフのことを指します。FXのみならず株価でも過去の動きをグラフ化したチャートが用いられます。冒頭にも述べた通り、チャート分析はテクニカル分析の一つで、過去の値動きや価格の推移、またその位置関係から相場の動きを認識・予測します。
実際のチャートに現れるトレンドを見て、何か気が付いたことはありませんか?相場には大きなうねり(トレンド)がありますが、その中にも上下動があり、その中にさらに小さな上下動があります。ちょうど下の概念図のような動きです。短い時間の中では黄色い矢印が示したように、「上がったり下がったり」を繰り返していますが、やや長い期間を見るとオレンジ色の矢印で示した通り「下降トレンド」から「上昇トレンド」へとゆったり動いています。そして、更に長い期間を見ると赤い矢印が示すように「上昇トレンド」を描いていることが分かります。
こちらの横ばいトレンドの場合、上値と上値を線でつないでいくと、水平な直線になります。こちらも上値同士を結んだ線を「上値抵抗線」または「レジスタンスライン」と呼びます。 また、下値と下値をつないでいくと、同様に水平な直線になります。この場合も「下値支持線」または「サポートライン」と呼ばれます。 またこの横ばいトレンドは同じレンジ(値幅)の間を上下するのでレンジ相場、またはその形が長方形の箱に似ていることからボックス相場などとも呼ばれます。
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