【見通し】NY株見通しーもみ合いか 新規失業保険申請件数、9月ISM非製造業PMIに注目

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【見通し】NY株見通しーもみ合いか 新規失業保険申請件数、9月ISM非製造業PMIに注目

今晩はもみ合いか。昨日は中東情勢の緊迫化や、ナイキやテスラの大幅安が重しとなり軟調にスタートしたが、9月ADP民間部門雇用者数が予想を上回ったことでソフトランディング期待が高まったことが支援となり主要3指数がそろってわずかながら上昇して終了した。センチメントはやや改善し、投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の19.26ポイントから18.90ポイントに低下した。

 今晩の取引では経済指標をにらんでもみ合う展開か。翌日に9月雇用統計の発表を控えており、様子見姿勢が強まることが予想されるが、今晩も寄り前に新規失業保険申請件数、寄り後に9月ISM 非製造業総合指数(PMI)が発表される。足もとで発表された物価指標がインフレ鈍化傾向を示していることで、市場の関心は景気動向に移っており、新規失業保険申請件数などの経済指標が強い結果となれば安心感が広がりそうだ。

 今晩の経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、9月ISM非製造業PMIのほか、9月チャレンジャー企業人員削減数、9月S&Pグローバル総合・サービス業PMI確定値、8月製造業新規受注など。このほか、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、シュミッド米カンザスシティー連銀総の講演なども予定されている。企業決算は寄り前にコンステレーション・ブランズが発表予定。

(執筆:10月3日、14:00)

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】NY株見通しーもみ合いか 新規失業保険申請件数、9月ISM非製造業PMIに注目

同時に 景気や雇用見通し改善で ダウは上昇に転じた

*07:49JST 東証グロース市場250指数先物見通し:もみ合いか 本日の東証グロース市場250指数先物はもみ合いの展開を予想する。前日2日の米国市場のダウ平均は39.55ドル高の42,196.52ドル、ナスダックは14.77pt高の17,925.13ptで取引を終了した。イスラエルがイランのミサイル攻撃に対する厳しい報復を警告し地政学的リスクの上昇が警戒されたほか、強い雇用関連指標を受けた積極的な利下げ期待後退で、寄り付き後、下落。同時に、景気や雇用見通し改善で、ダウは上昇に転じた。半導体セクターが支援し、ナスダックも底堅く推移した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物はもみ合いの展開を予想する。米株高を受けて堅調なスタートが見込まれる中、引き続き75日移動平均線を下値サポートとして意識した値動きが予想される。一方で、落としどころの見えない中東情勢に対する警戒感は根強く、強含む場面では戻り待ちの売りも見込まれ、神経質な動きとなりそうだ。今晩米国で、9月のISM非製造業景況指数や先週分新規失業保険申請件数など重要経済指標の発表を多く控えているため、商いが細る可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比9pt高の637ptで終えている。上値のメドは650pt、下値のメドは630ptとする。

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