[米ドル円]一目の雲に突入

先週末に発表された米雇用統計はサプライズとなりドル全面高。
雇用者数はここ6か月で最大の伸びとなり失業率は低下。平均時給も予想を上回り市場はFRBの次回の会合での大幅利下げ観測が後退。一方で石破首相の利上げに否定的な発言を受け日銀の早期利上げ観測が後退。ドルと円双方の過度な期待への調整の動きが入りドル円は先週末に149円を付けた。一目の雲に突入したことで買いの勢いは今週も継続するとみる。150円の大台は意識されるものの、今週発表される米9月CPIの結果次第では上値を試すきっかけになりそうだ。
ただ、FRBの利下げと日銀の利上げスタンスに変化はなく時間的な調整が終われば再び下降トレンドに戻るとみている。

本日のドル円予想レンジ：149円20銭～148円20銭
今週のドル円予想レンジ：150円80銭（50％）～146円00銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー