【テクニカル】日足テクニカル・ユーロ円=雲の中で調整、週末以降の転換線に期待

【テクニカル】日足テクニカル・ユーロ円=雲の中で調整、週末以降の転換線に期待

小陽線引け。売り先行も162円割れでは支えられ、162円後半まで反発して終えた。先週半ばから買い優勢となるも、今週は一目・雲の中で調整ムードが広がっている。

 雲の下限は本日から160円後半、明日には160円割れまで水準を切り下げる。ただし、現状160.80円台で横ばいの転換線が週末から上向き、来週前半には162円台まで上昇が示唆されている。同線に沿った底堅い動きを想定したい。

レジスタンス1  163.57(10/7高値)

前日終値     162.72

サポート1    161.91(10/8安値)

(小針)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・ユーロ円=雲の中で調整、週末以降の転換線に期待

テクニカル指標は物理的な法則や定理ではありません

MACDは「移動平均収束拡散手法」と呼ばれ、短期の移動平均線と中長期の移動平均線を使用することで売買の判断を行うための指標です。MACDで使用される移動平均線は、単純移動平均線とは異なり、新しいレートのほうがより影響力が高いという考え方によって、新しいレートの比重を高めて計算されています。MACDでは、「基本線(テクニカル名と同じMACDと呼ばれる)」と、基本線の移動平均線である「シグナル」の2本の線によって相場の状況を判断します。

一方テクニカル面では、日足のモメンタムが未だ完全に下げ切っておらず、またサポートにも下落余地が残り、今一歩の調整を考慮しておきたい。現状の安値0.8740-50を維持するなら直ぐに下落は進まないが、割れると0.8700-20のギャップ、0.8635-55、0.8595-00、更に0.8500-25ゾーンが視野となる日足サポートから維持では堅調が続く。リスクは0.8385の戻り安値や0.8306-13のネック・ライン位置となる。

チャート分析で用いられる「テクニカル指標」を理解することで、より詳しい相場の予想が立てられます。テクニカル指標には多くの種類があるため、それぞれの特徴などを押さえておくことが大切です。

しかし、テクニカル分析の世界では、実際の値動きを数学的な計算式で加工したうえで、その数値をもとに為替レートのすう勢を読み取る指標が数多く開発されています。そのもっとも初歩的でポピュラーな指標が「移動平均線」です。

一目均衡表は、他のテクニカル分析に比べ多くの要素で構成されており、相場の状況を様々な観点から的確に分析することが可能です。ここでは、一目均衡表の具体的な活用方法を説明します。

そうなると焦点はどこまで上値を伸ばせるかだが、現状の戻り高値は27日の113.27であるが、特別テクニカルなポイントがなく、これが上値かどうかは判定できない。一応超える動きがあれば、113.55-00ゾーンが視野となるが、押さえると上値追いは厳しい。更に超えて7月11日の高値114.49を超えると115円のサイコロジカル、115.1-20が視野となる。ただし、125.86の高値からロング・ランのレジスタンスが控えており、押さえると更なる上値追いも厳しい。また3月10日の高値115.51から115.62を超える動きとなって強気見通しも高まりそうだが、下値が「騙し的なトリプル・ボトム」からの反発であり、上値もこういった位置まで上昇しても、「逆騙しトリプル・トップ」形成の可能性もあるかも知れないので注意しておきたい。その場合ざっくり年内は、107-8円から114-115円のレンジ形成に留まるのかもしれない。

テクニカル指標とは、過去のチャートのデータから、今後の相場の動きを予測するために作られた指標です。テクニカル指標は大きく分けて「トレンド系指標」と「オシレーター系指標」の2種類があります。あまりにも大きな暴騰・暴落が起こるような事態は、テクニカル指標が機能しなくなる場面もありますが、一般的な相場状況では将来的な値動きを予測するのに役立ちます。そのため、自分のトレードスタンスに合ったテクニカル指標を見つけることは、FX取引の上達に重要となります。なかでも、トレンド系指標は取引のタイミングを教えてくれるトレーダーの強い味方となる場合が多いです。

口座をお持ちでないお客さまでもご利用いただける、『WebTrader』のデモ画面を用意しています。デモ画面では、多様なテクニカルを使ったチャート分析や板の値動きなど、注文以外の操作をご体験いただけます。

つまり、為替レートが移動平均線を割り込むか割り込まないかで、投資家の損益状況が大きく変化し、それが相場のその後に大きな影響を与えるというわけです。 為替レートの高値や安値は素のチャートを見ていればすぐわかりますが、平均値というのは計算しないと出てきません。 にもかかわらず、移動平均線が為替レートの下落を食い止めるサポート役を果たしたり、上昇を阻むレジスタンスになるのは、ひとえに世界中の投資家が移動平均線を見ているからです。 テクニカル指標は物理的な法則や定理ではありません。 多くの投資家が見ていればいるほど、意識すればするほど当たりやすくなる”心理的要素”が大きいことも忘れないようにしましょう。

テクニカルポイント ユーロポンド、買われ過ぎ領域からの調整の動きも一巡0.8655 エンベロープ1%上限(10日間)0.8645 ボリンジャーバンド 2σ上限(21日間)0.8571 一目均衡表・転換線0.8570 現値0.8570 10日移動平均0.8554 200日移動平均0.8511 100日移動平均0.8509 一目均衡表・雲(上限)0.8504 一目均衡表・基準線0.8494 21日移動平均0.8484 エンベロープ1%下限(10日間)0.8459 一目均衡表・雲(下限)0.8343 ボリンジャーバンド 2σ下限(21日間) ユーロポンドは8月に入ってから、急激な上昇を示現した。RSI(14日)は買われ過ぎ領域70を大きく上回る動きをみせた。足元では調整売りが入り、62.3へと反落している。ただ、買いバイアスは健在で、いったん下回った200日線を再び上回る水準へと上昇している。調整の動きが一巡しており、下値を固める段階となっている状況。ただ、RSIが伸びを欠く状況となっており、0.86の大台乗せが困難となるようであれば、ダイバージェンス現象が発生し、流れが下向きに転換する可能性もあり、注意しておきたい。

トレンドラインとは、ローソク足チャートにおいて、ローソク足の高値同士あるいは安値同士を結んで引く線です。テクニカル指標が特別な計算を行わなければいけないのに対し、トレンドラインはチャートがあれば自ら線を引くことができます。トレンドラインを引くことで、チャートだけでは読みにくいトレンドの変化を把握しやすくすることが可能です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました