FX個人投資家動向「米長期金利上昇でドル買い進行、RBNZは0.5%利下げでNZドル下落?ドル円プレーヤージリ上げ局面で買いポジり利食い成功?‼」2024年10月9日

FX個人投資家動向「米長期金利上昇でドル買い進行、RBNZは0.5%利下げでNZドル下落?ドル円プレーヤージリ上げ局面で買いポジり利食い成功?‼」2024年10月9日
 

前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市ハロンズ場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。

FX投資家フローと市況

前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

8日、米8月貿易赤字が予想以上に縮小、さらにハリケーン「ミルトン」がカテゴリー「4」に勢力が若干弱まり、米国の景気減速懸念が後退し、米10年債利回りが上昇し2カ月ぶりの高水準を記録、ドル円はNY時間終盤に148.377円まで上昇した。

本日アジア時間、序盤に実需フローのドル売りでドル円148.014円まで下落したが、中国財政省による会見発表を受けて同国の政策に対する期待感から、リスクオンの円売りが進行し、ドル円は148円ミドルレベルまで上昇している。

NZ準備銀行(RBNZ)は0.50%利下げを決定。今後の政策については経済指標次第とし、地政学リスクなどの不確実性要因にも留意すると声明で述べた。結果を受けてNZドルは対円で90.104円、対米ドルで0.60731ドルまで下落している。

取引金額

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市場シェア上位

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減

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NZ準備銀行(RBNZ)は0.50%利下げを決定。今後の政策については経済指標次第とし、地政学リスクなどの不確実性要因にも留意すると声明で述べた。結果を受けてNZドルは対円で90.104円、対米ドルで0.60731ドルまで下落している。

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大幅利下げ実施の背景には、政策が後手に回らないようにするとの考えがあっただろう。2022年3月からの利上げ局面では、物価高騰に対する対応が遅れ、0.75%という大幅利上げを連続して実施せざるを得なかったという反省がFRBにはあり、これが今回の大幅利下げ実施につながった可能性があるのではないか。先行き、雇用を中心に経済指標が大きく下振れる際に、FRBが後手に回ったと批判されることへの保険の意味もあるだろう。

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予想外の物価高騰を受けて、FRBは2022年3月から2023年7月にかけて計11回の利上げを実施し、政策金利を2001年以来の高水準に引き上げた。さらにその高水準を1年以上据え置いてきた。

リスクバランスが均衡し、FRBが高水準にある政策金利を引き下げる環境は整っていたが、利下げ幅については、最後まで0.25%と0.5%との間で、金融市場の見方は大きく分かれていた。

今回のFRBの利下げを受けて、日米の金融政策が逆方向に動くという異例の事態となった。現時点では金融市場は安定しているが、為替市場で急速なドル安円高が生じること、日米間を中心に国際資金フローが不安定になることも生じ得るだろう。8月に生じた株価の大幅下落の背景にも、日米の金融政策が逆方向に動く見通しの中で円高が急速に進んだこともあった。

米連邦準備制度理事会(FRB)は9月18日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を5.25%~5.5%から4.75%~5.0%へと、0.5%引き下げることを決めた。FRBの利下げは、新型コロナウイルス禍を受けて臨時会合で政策金利を一気にゼロまで引き下げた2020年3月以来、4年半ぶりとなる。

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FRBの政策金利の変更は、0.25%が基本である。2022年3月以降の利上げ局面では、物価高への対応が遅れたとの危機感からFRBは0.75%の異例の大幅の利上げを連続させたが、初回の利上げ幅は0.25%であった。また、2016年の利上げ開始時、2019年の利下げ開始時も最初は0.25%幅の政策金利の変更だった。異例の大幅な政策金利の変更は、リーマンショックやコロナショックといった危機的状況の時に行われ、平時では一般的でない。この点から、今回のFOMCでの0.5%という利下げ幅は異例と考えられる。

他方、雇用、経済情勢が急速に悪化する兆候はまだ確認されていない中、FRBが初回から0.5%の通常よりも大きな幅での利下げを行うと、金融市場は先行きの景気情勢に不安を強めてしまう恐れがある。また、次回以降も0.5%幅での利下げが行われるとの観測が市場に強まり、FRBの政策が縛られてしまう恐れがある。

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