前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市ハロンズ場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き（ローソク足）と個人投資家動向です。（画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。）
10日、米9月CPIが総合・コアの前年比、前月比が市場予想を上回り、ドル円は149.571円まで上昇するも、同時に発表された新規失業保険申請件数が悪化したため、148.190円まで急落した。その後は、売買が交錯しながらドル円は148円台後半を推移。NY中盤以降はアトランタ連銀のボスティック総裁が年内あと2回あるＦＯＭＣのうち1回利下げ見送りの可能性を示唆し、米10年債利回りの上昇とともに、ドル円は149.078円まで上昇した。
本日アジア時間、実需フローのドル売りや本邦3連休前の調整で仲値に向けてドル円は148.397円まで下落するも、売り一巡後は148.797円まで反発した。
取引金額
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市場シェア上位
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ポジション金額
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ポジション増減
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FX個人投資家動向 ドル円 インフレ指標で上げて雇用指標で下げて要人発言で戻すx203cドル円プレーヤー
本日アジア時間、中国人民銀行が昨日の14日物リバースレポ金利に続き、7日物リバースレポ金利を引き下げ、預金準備率の引き下げを示唆した。また、潘PBOC総裁はPBOCはファンドやブローカーがPBOCを利用して株を買うことを許可することも発表。発表を受けて市場センチメントが改善し、リスクオンの円売りが進行。さらに大阪経済4団体共催懇談会において植田日銀総裁は、「政策判断にあたり時間的な余裕がある」とし、先週末同様に追加利上げを急がない姿勢を示し、円売りが加速、ドル円は144円台を回復した。
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23日、米8月シカゴ連銀全米活動指数が市場予想を上回ったほか、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「今後の利下げは小幅なステップを見込む」、ボスティック米アトランタ連銀総裁が「今回の会合での0.50％利下げは将来の利下げのペースを確定させるものではない」とタカ派発言をし、米10年債利回りの上昇と共にドル円は144.344円まで上昇した。買い一巡後は中東リスクが意識されたほか、グールズビー米シカゴ連銀総裁が「今後1年でさらに多くの利下げを予想」「先週の米連邦準備理事会（FRB）の0.50％利下げを支持」「金利は大幅に低下する必要がある」と年内の追加利下げに言及し、ドル円は143.246円まで下落した。
本日アジア時間、序盤に149.118円まで上昇するも、その後は実需フローのドル売りでドル円は148.217円まで下落した。尚、三村財務官 が「投機的な動きを含めて為替市場の動向を注視」と円安けん制発言を行ったものの、市場の反応は限定的となった。
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4日、注目された9月米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比25.4万人増と市場予想の14.0万人増を大幅に上回ったほか、失業率が4.1％と市場予想の4.2％よりも強い結果となり、米利下げ織り込みの剥落から米10年債利回りが上昇、ドル円は148.999円まで約2.5円上昇した。
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