ドル円相場10/7週振り返り 強弱入り混じる米指標で乱高下

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ドル円相場10/7週振り返り 強弱入り混じる米指標で乱高下

ドル円 強弱入り混じる米指標で乱高下

今週初めのドル円は、先週末の上昇を経て148円台後半でスタートしました。

先週末、米9月雇用統計が予想以上に強い結果となったことでドル円は148円台へと上昇し、週明けの7日(月)朝には一時149円台前半まで上値を伸ばしました。

その後ドル売りが優勢となり8日(火)には一時147円台前半まで下落しましたが、9日(水)には米FRBの大幅利下げ観測が後退する中でドル買いが強まり、10日(木)未明にかけて149円台前半へと上昇しました。

その後失速して10日午後は軟調な動きとなり、米9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったことで一時149.57円前後まで上昇したものの、米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことで148円台前半へと急落するなど乱高下しました。

今週のドル円は米大幅利下げ観測の後退や強弱入り混じる米指標を背景に上下に振れ、方向感を見出しにくい展開となりました。米9月雇用統計、米9月CPIともに強い結果となったことからアメリカの労働市場や経済の底堅さが意識されましたが、ドル買いの勢いは続かず今月初めから続いた上昇は一服したとの見方もあります。

来週は米9月小売売上高や日本の9月全国消費者物価指数(CPI)などの重要イベントが予定されています。今月に入り上昇が続いていただけに、今後ドル売り材料が出た場合はドル円が大きく反落することも想定され、来週の米指標や中東情勢をめぐる続報に注目が集まります。

 

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