ドル円・週足は陽線引け。週足一目均衡表・転換線は基準線を下回り、一目・遅行スパンは実線を下回り、雲の中で推移していることで、売りシグナルが優勢な展開となっている。しかしながら、2手連続陽線で転換線を上回って引けており、続伸の可能性が示唆されている。161.95円から139.58円までの下落幅の半値戻しと一目均衡表・基準線が150.77円に位置しており、攻防の分岐点となっている。
今週は、10/11週の安値を支持に押し目買いスタンスで臨み、同水準を下回った場合は手仕舞い。
レジスタンス3 150.91(週足一目均衡表・雲の上限)
レジスタンス2 150.77(週足一目均衡表・基準線)
レジスタンス1 150.17(52週移動平均線)
前週終値 149.13
サポート1 147.35(10/11週安値)
サポート2 145.97(週足一目均衡表・雲の下限)
サポート3 144.49(週足一目均衡表・転換線)
(山下)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
ドル円の前日の為替相場の動きを 各テクニカルで検証します
ドル円の前日の為替相場の動きを、各テクニカルで検証します。
移動平均線は、数多くあるテクニカル分析の中でもっとも有名で愛用者の多い分析手法です。1本もしくは複数のラインと組み合わせることで、値動きなど相場の状況を認識できるだけではなく、売買タイミングを計るシグナルとしても活用することができます。初めてFXに触れる初心者の方でも簡単に扱うことのできる一方で、FX中級者や上級者、多くのプロの投資家も使用している奥の深いおすすめのテクニカル指標です。
まずは、移動平均線とはどのようなテクニカル指標なのか、どのような計算に基づいて描写されるものなのか説明します。
株価と移動平均値の大幅な乖離は、利喰い売り、もしくは買戻しによってやがて修正される傾向があります。 テクニカル分析においては移動平均乖離率を用いますが、そのピーク・ボトムの目安となる水準は個別銘柄や指数によって異なります。 変動性の大きい銘柄はピーク・ボトムの振れ幅が大きくなり、変動性の小さい銘柄はピーク・ボトムの振れ幅は小さくなります。
筆者は自分の相場予測はするが、ポジションを取るのは順張りであれ、逆張りであれ、テクニカル指標を使っている。相場はタイミングを当てるゲームで、相場予測が当たることと、相場で儲けることには何の関係もないからである。
ファンダメンタルズ分析は経済活動の基礎的な要因を重視するのに対し、テクニカル分析は為替をローソク足などのチャートで分析し、過去のデータをもとに売買のタイミングを予想するアプローチを取る。
テクニカルには、「トレンド系」と「オシレーター系」 (「買われ過ぎ」や「売られ過ぎ」を示すテクニカル分析手法) に大きくわかれるが、トレンドにうまく乗ることが重要で、最初に身に付けたいのはトレンド系指標の代表である移動平均線分析だ。
テクニカル指標とは、株価の値動きをよりよく理解するための指標のことですが、その数ある指標の中でも最も多く使われているのが「移動平均線」です。
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