■先週の情勢の整理
大きな材料は見当たらず。一方で政治情勢は日米が大きなイベント待ち。11/5の米国大統領選が終わるまでは、難しい相場が続くかもですね。日本円関連では、10/27の衆院解散総選挙の投開票。ただし中国関連には注意が必要。
米ドル
先週の米国のインフレ指標CPIは市場を上回る伸び。あまり望ましい結果ではなかったですが、金融政策に対する影響は限定的とみられます。11/6-7の次回FOMCまでは、利下げ幅を探る神経質な相場が続くかもですね。
また、11/5の米大統領選は相当な接戦。ここに決着がついてくるまでは、動きづらいかもですね。
中国
来週の焦点としては、中東情勢と中国は要注意。中国は金曜にGDP発表を控えていますが、引き続き政府目標の5%に達しないと思われます。対して中国政府は、先週末に景気下支え策の拡大を示唆しており、現在、その規模がどの程度になるかが注目を集めています。特にオセアニア系の通貨には影響が出る可能性がありそうです。
ユーロ
9月のECBでは10月の利下げはほぼない、としていましたが、今週のECBで再度利下げを実施する見込みとなっています。
日本円
衆議院解散総選挙の投開票が10/27(日)。結果がはっきりするまでは動きづらそうです。
今週の主なイベントなど
■先週通しての通貨強弱
うちのブローカーではこんな感じ。全体に資源国が安く、スイスフランと米ドルが高いリスクオフの状況。
クロススイス、クロスカナダ、ニュージークロス、オージークロスあたりを見ていきました。
こういうケースだと資源国×欧州系がいい場合が多いのですが、ううううーーーーんな感じでした
■今週主に見ていく通貨ペア
今週も、日足一波狙いはあまりいいのが見当たらないので、
・EURCAD, GBPCADをデイトレショートで見る
・ニュージークロスを下(ニュージー安)方向でデイトレで見ていく
・オージークロスを上(オージー高)方向でデイトレで見ていく
といった感じで見ておこうと思います。チャートはEURCADデイトレで切っておきました。GBPCADもほぼ同じプランなので、並行監視。4時間以下でみると、GBPCADの方がやりやすそう。ただし、どちらも本来ならば「Bプラン」レベルの通貨です。しっかり想定通りに動けば見る、くらいの扱い。
AUDクロス、NZDクロスも見るものは絞っていますが、いずれも「こうなれば」のたらればプランです。まあ、しかしむずい週が続きますね。
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