ドル円、150円突破へ向かうか|上昇目線変わらず、149円台での押し目買いを狙う(今日のFX予想)2024/10/15

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ドル円、150円突破へ向かうか|上昇目線変わらず、149円台での押し目買いを狙う(今日のFX予想)2024/10/15
 

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

1. 現在の状況:
   – 149.80円台まで上昇後、反落
   – 149円台を維持し、底堅さを示す

2. 注目ポイント:
   – 150円台への上昇可能性
   – FRB高官の講演(デイリー、クーグラー、ボスティック)
   – 欧米株価動向

3. 市場の利下げ観測:
   – 11月FOMC: 0.25%利下げ80%強、据え置き10%程度
   – 年内2回の利下げ見通し

4. テクニカル分析:
   – 80日線が上値抵抗に
   – 148.50円付近(10日線)が下値サポート
   – 149.10-20円が直近の下髭形成ポイント

5. 注目レベル:
   – 150円突破の可能性
   – 149円台での押し目買いポイント

6. 取引上の注意点:
   – 150円付近での売り指値に注意
   – 150円突破後の急激な上昇の可能性
   – 基本的に押し目買い方針を維持

7. 今後の展望:
   – 上昇トレンド継続の可能性
   – 経済指標発表前の調整の可能性

総じて、ドル円相場は上昇トレンドを維持しつつも、150円突破に向けて一時的な調整局面にある可能性があります。FRB高官の発言や株価動向に注目しつつ、149円台での押し目買いを狙う戦略が有効かもしれません。ただし、150円付近での売り圧力にも注意が必要です。

『最新のドル/円相場を解説』

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル円、150円突破へ向かうか|上昇目線変わらず、149円台での押し目買いを狙う(今日のFX予想)2024/10/15

ドル円 150円突破へ向かうか上昇目線変わらず 149円台での押し目買いを狙う

しかし、短期スパンに限って言えば、円の急騰自体が「行きすぎ」ではないかとも思う。そもそも、日銀の早期マイナス金利解消自体は無理な話なので、それに基づく米ドルや、その他外貨の処分は仕方がないとしても、積極的な円買いにはつながらないだろう。

豪ドル/円についても、ほぼ近い状況なので、主要クロス円も米ドル/円と同じく、これから長期にわたって、もう高値打診がないと思われも仕方がないと思う。

米ドル/円にとっては、146円~147円台が一転してメインレジスタンスゾーンと化し、ここから戻しがあっても同レジスタンスゾーンの上放れは容易ではなかろう。

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長は円買い介入の実施について、「152円を超えるか否かが警戒感の高まるポイントだ」と分析する。市場は15日時点で151円25銭に位置する200日移動平均線を意識しており、こうした節目を超えると円安が加速し、同時に当局の介入警戒感が一層高まる可能性がある。

さらに、マーケット心理の偏りも尋常ではなかった。やれ155円、やれ160円、いや170円だろうと、猫も杓子も競って過激な米ドル/円の上値ターゲットを予想し、また円安宿命論とか、円の紙くず化などの過激な主張が人気を博した。言ってみれば、円を売っておかないといられないような雰囲気があった。

ゆえに、昨日(12月7日)米ドル/円が一気に141円台後半まで急落したことは、値幅こそ筆者の想定を超えたものの、サプライズではなかった。マーケット心理が偏りすぎた分、巻き戻す時も往々にして過激なので、むしろ当然の成り行きだと思う節がある。

とはいえ、相場はいったん「壊れる」と、安易な回復もなかなか見られない。目先、米ドル/円やクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)は総じて売られすぎの状況にあるが、売れすぎだからこそ、なかなか反発してこない、といった局面も想定しておきたい。マーケットは、そういうものである。

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