【日経平均】上値トライに失敗。上値の重い展開。強きの流れは変わらず。
直近の日足は前日足から大きく上寄りのスタートとなりましたが、40,200~40,300円の上値抵抗にぶつかって押し戻されて陰線引けとなりました。上値トライに失敗した形となったことや、海外市場での下落の流れを受けて、今日の東京市場では上値の重い展開が予想されます。トレンド自体の崩れは全くありませんが、上値抵抗にぶつかった影響が強いことや40,000円台を維持出来ずに終えており、今日の東京市場でも続落の展開が予想されます。一方で、短期トレンドは“強気”の流れを維持しており、38,400~38,500円を下抜けて終えないかぎり、押しは買い場となる可能性も高いと見ています。また、39,100~39,200円台を守り切って終えれば、調整下げの範囲内となり、再度40,000円台をトライする可能性を残します。上値抵抗は39,400~39,500円、39,700~39,800円、39,900~40,000円に、下値抵抗は38,900~39,000円、38,700~38,800円、38,500~38,600円、38,400~38,500円にあります。
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・日経平均VIは 相場の下落時に急上昇するという特徴があります
・日経平均VIは、相場の下落時に急上昇するという特徴があります。
日経平均株価は8/17(水)に29,222円77銭まで上昇し、年初来高値を付けた1/5(水)以来の高値水準を回復しました。その後は、テクニカル指標で一部過熱感が強まったことや、米長期金利の上昇を背景に米国株が反落したこともあり、8/18(木)以降は下落基調になりました。
また、足元では円高が進行中であり、投資環境が劇的に改善したわけではありません。このため、日経平均株価の上値は重い状況が続く見通しです。
図表7 日経平均株価採用銘柄の上昇率上位(8/15~8/22)には、天然ガスの値段が急騰したのを受け、2位に東京ガス(9531)、9位に大阪ガス(9532)がランクインしました。東京ガスはサハリン2の契約更新も好感されているようです。
図表8 日経平均株価採用銘柄の下落率上位(8/15~8/22)には、医薬品セクターが米国のインフラ抑制法成立を受け、1位エーザイ(4523)と他2社がランクインしています。3社とも北米への売上高割合が一定数以上あることから、米国での高齢者向け薬価引き下げが組み込まれた同法律の成立が売り材料になりました。
スケジュール面では、9月13日に日本のメジャーSQが無事に通過しました。あとは20日の米国の「クアドルプルウィッチングデー(Quadruple Witching Day)」を通過すれば、日米のデリバティブ絡みの需給の整理が一巡します。よって、現時点では、日経平均株価の調整は20日前後で終了する可能性が高いと見ています。
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