[ユーロ米ドル]ＥＣＢ追加利下げ

(ユーロ米ドル日足)



昨日開かれたＥＣＢ理事会では予想通り政策金利を0.25％引き下げ3.4％とした。声明では「インフレ鈍化は順調に進んでいる」とし、ラガルド総裁も「インフレリスクはおそらく下方向」「経済は予想よりもやや弱く、成長に対するリスクは下方向」など、次回も追加利下げの可能性が示されたことでユーロ売りが加速。また、米小売売上や雇用などの指標が強い結果を示しドル買いが進んだことでユーロは1.0811まで下落。ＦＲＢの利下げ速度鈍化に対しＥＣＢの利下げ速度は止まらない。
また、米経済の強さに対し欧州経済の弱さが目立つ中でユーロ売りはまだ道半ばにみえる。

8月1日につけた安値1.0778付近にはボリンジャーバンドの下限が位置することから一旦は下げ止まるとみている。

ユーロドル予想レンジ：1.0850～1.0780（BB下限）

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