小陽線引け。1.0870ドルまでじり高となり、高値付近で引ける底堅さを示している。週明けも相場の強弱の分岐点である200日移動平均線1.0872ドルにタッチする場面があった。底堅いが、低下中の一目均衡表・転換線1.0896ドルが抵抗になりそう。同線をこなすことができれば1.09ドル台に定着できそうだが、200日線の回復の有無とともに、転換線の抵抗力を確かめる必要がある。
レジスタンス1 1.0942(10/14高値)
前日終値 1.0867
サポート1 1.0811(10/17安値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
みなさん こんにちは!シニアテクニカルアナリストの佐藤光です
長期金利の高止まりを受け米ドル高優勢の状況にあることも考えるならば、今週のドル円は150円台の維持と151円台へ上昇できるかどうか?これらの点が焦点となろう。ドル円が151円台へ上昇する場合は、テクニカルの面で200日線の攻防が焦点に浮上しよう。この移動平均線は今日現在、151.28レベルで推移している(下の日足チャート、黄色ラインを参照)。
ドル円が再び150円台へ上昇した後、150.00レベルがサポートラインへ転換する場合は、強気相場に勢いが増している状況を市場参加者に印象付けよう。ゆえにこのケースでは、上で述べたテクニカルラインの攻防をより強く意識したい。
陽線引け。主だった日足テクニカル指標が100円を挟んだレンジに集まっている。方向性の出にくい状態を示している。そうしたなかでも99.76円で横ばいが続く一目均衡表・雲の上限はサポートになりそう。同水準を支えに、戻りを試す足場を固める状態とみる。
移動平均線は、数多くあるテクニカル分析の中でもっとも有名で愛用者の多い分析手法です。1本もしくは複数のラインと組み合わせることで、値動きなど相場の状況を認識できるだけではなく、売買タイミングを計るシグナルとしても活用することができます。初めてFXに触れる初心者の方でも簡単に扱うことのできる一方で、FX中級者や上級者、多くのプロの投資家も使用している奥の深いおすすめのテクニカル指標です。
株価と移動平均値の大幅な乖離は、利喰い売り、もしくは買戻しによってやがて修正される傾向があります。 テクニカル分析においては移動平均乖離率を用いますが、そのピーク・ボトムの目安となる水準は個別銘柄や指数によって異なります。 変動性の大きい銘柄はピーク・ボトムの振れ幅が大きくなり、変動性の小さい銘柄はピーク・ボトムの振れ幅は小さくなります。
まずは、移動平均線とはどのようなテクニカル指標なのか、どのような計算に基づいて描写されるものなのか説明します。
テクニカルの面でも、ドル円の地合いの強さを示唆する動きが見られる。反落の局面では短期の10日線でサポートされている。そして中期の50日線は、緩やかに上昇基調へ転じつつある。日足のMACDは横ばい推移へ転じているが、ゼロラインより上の水準を維持している。
いよいよ今回からテクニカル指標編がスタートします!第1回を飾るのは、「移動平均線」です。
テクニカル指標とは、株価の値動きをよりよく理解するための指標のことですが、その数ある指標の中でも最も多く使われているのが「移動平均線」です。
みなさん、こんにちは!シニアテクニカルアナリストの佐藤光です。テクニカル分析を始めて20年。私が20年かけて学んだ「テクニカル分析」のエッセンスを全12回にわたってお伝えします!
ドル円が38.2%戻し(10日線)を下方ブレイクする場合は、148円台への反落を想定しておきたい。このケースでは、リトレースメントの各水準の攻防に注目したい。76.4%戻しの水準は148.00レベルにあたる。テクニカルの面でも148円の維持は重要な焦点となろう。
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