[米ドル円]雲の上限上抜け

(米ドル円日足)



東京市場では円買いが先行しドル円は149円09銭まで下落して始まったものの、その後米長期金利が上昇したことでドル円は欧州市場で150円台を付けた。有力なエコノミストが来月のＦＯＭＣ会合で利下げを見送る可能性を示したことが要因とみられる。

ＮＹ市場が始まるとユーロやポンドを中心とした売りが一段と強まるとドル円も先週末につけた高値150円32銭を上抜け150円88銭まで上昇。一目の雲の上限を上抜けて引けている。
週末の衆院選での自民党の苦戦が日銀の利上げに影響するとの見方も円安を促したとみられる。政治の混乱により介入も入りにくいとの見方もあり、ドル円の一段の上値を試しに行く可能性が高まっている。
次の上値目途は200日移動平均線の位置する151円30銭付近。

ドル円予想レンジ：151円30銭（200MA）～150円20銭

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。

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テーマ:FX(外国為替証拠金取引) – ジャンル:株式・投資・マネー