【見通し】今日の株式見通し-横ばいか 米国株は3指数とも小動き

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【見通し】今日の株式見通し-横ばいか 米国株は3指数とも小動き

東京市場は横ばいか。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は6ドル安の42924ドルで取引を終えた。個別では決算で大幅高、大幅安となるものがあったが、全体では方向感に欠ける展開。米10年債利回りが4.2%台に乗せており、長期金利上昇への懸念から住宅関連が弱かった。ドル円は足元151円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて40円安の38390円、ドル建てが60円高の38490円で取引を終えた。

 米3指数は最も振れ幅が大きかったナスダックでも0.2%高と極めて小動き。日本株も動意に乏しい展開を予想する。円安は進んでいるが、米長期金利の上昇は警戒材料となるため、好影響は限られるだろう。一方、きのうの日経平均は542円安と大きく下げており、値ごろ感は出てきている。本日引け後にはニデックが決算を発表予定で、ここから先は決算を材料に個別物色の盛り上がりが期待できる。上値は重そうだが下値も堅いとみており、場中は前日終値近辺での一進一退が続くと予想する。なお、本日はプライム市場に東京地下鉄(東京メトロ、コード9023)が新規に上場する。日経平均の予想レンジは38200円-38600円。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】今日の株式見通し-横ばいか 米国株は3指数とも小動き

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「米経済 軟着陸か景気後退か 確認必要」UBS証券の守屋のぞみ株式ストラテジストは「ここまで日本株を引っ張ってきた外国人投資家が、日銀の政策の変化やアメリカの経済情勢の変化で考え方が変わったことが大きな影響を与えた。一気に円高が進んだ点も日本株の変化が大きく出た理由の1つだ」と分析しました。その上で、今後の見通しについて「8月は投資家の動きが少なくなる夏休みの時期で、この短い時間軸で急にポジティブな展開になることを見込むタイミングではない。来週はアメリカの小売りの販売や消費者物価の統計の結果も出てくるので、アメリカ経済がソフトランディング=軟着陸するか、リセッション=景気後退のリスクが高まるか確認していく必要がある」と述べ、アメリカの景気の動向が重要なポイントの1つになると指摘しました。

日経平均株価がかつてない急落となり、証券会社には個人投資家からの問い合わせが相次ぎました。東京 中央区の証券会社にあるコールセンターでは、およそ20人の社員が客からの問い合わせにあたっていました。問い合わせは、午前9時の取り引き開始直後から相次ぎ、今後の経済や株価の見通しに関する問い合わせのほか、保有する株式を売却したいという内容も多かったということです。岩井コスモ証券東京コールセンターの本間大樹センター長は「電話の件数がかなり増えているので待ってもらう場合も出ている。焦らずに対応しようと思っているが、それ以上に株価の下がるスピードが速くなっている」と話していました。

「冷静に株価水準や個別銘柄見ていく局面」岩井コスモ証券の林卓郎 投資情報センター長は「想定外であり、これほどの下げがあるかと正直驚いている。きょうの日経平均株価は午後になって下げが再び加速し十分な説明ができないような状況になっている」と述べました。そのうえで要因については「アメリカのハイテク株の下落に加えて今まで株価を支えていた円安の流れが円高に転換したことが大きい。特に先週、日銀が利上げを実施し、今後も利上げの可能性を示唆したので思った以上に円高が進んだ。為替の円高進行は日本の企業業績にとって痛手となるので日本のファンダメンタルズに疑念が生じたのではないか。さらにマーケットの激しい動きを利用して、売買を重ねる短期筋がポジションを強制的に縮小するきっかけになり得るので、そういう動きも重なったのではないか」と指摘しました。今後の見通しについては「相場が急変しているので落ち着くのに多少、時間がかかると思う。円高がどれだけ日本企業の業績に響くかや、アメリカの景気の動きを注視しつつも、これほどの下げを説明する投資環境の悪化は多分ないと思うので少し冷静に、株価水準や個別銘柄を見ていく局面に来ているのではないかと思う」と話していました。

証券会社には今後の経済や株価の見通しなどに関する個人投資家からの問い合わせが相次ぎました。東京・中央区の証券会社にあるコールセンターには、5日に続いて6日も客からの問い合わせが相次ぎおよそ20人の社員が対応にあたっていました。過去最大の下げ幅となった5日は、株の売り注文が相次ぎましたが、6日は買い注文に加えて、上昇した今のうちに株を売るべきかどうかを尋ねる問い合わせが多かったということです。岩井コスモ証券東京コールセンターの本間大樹センター長は「この2日間で株価が大幅に変動したことで個人投資家の不安や戸惑いが強くなっていると感じる。NISAの拡充でことしから投資を始めた人も多いので、中長期的な視点をもって冷静に対応するよう伝えている」と話していました。

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