ドル円、152円の攻防戦|明確な突破なら155円も視野入りか(今日のFX予想)2024/10/23

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ドル円、152円の攻防戦|明確な突破なら155円も視野入りか(今日のFX予想)2024/10/23
 

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

今日のドル円  テクニカル分析で環境認識(動画の内容 ポイントまとめ)

■ドル円相場の動向
– 151.80円台まで上昇、東京市場で一気にドル高円安が加速
– 151.85円付近で上値を抑えられ、三角持ち合いを形成
– 200日移動平均線を突破、上昇トレンドが継続

■テクニカル分析のポイント
– 日足:10日・20日線が上向き、10日線がサポートとして機能
– RSIは70ラインに向けて上昇、勢いは強い
– 週足:26週線(151.60円)が重要な節目
– 151.90円は過去のサポート水準として注目

■今後の注目ポイント
– 152円突破の可否が焦点
– 突破後は153-155円レンジが視野に
– 151.85円突破でストップ買い注文が誘発される可能性

■本日の注目イベント
– 住宅販売件数(注目度は低い)
– FRB理事の講演
– ベージュブック発表

■取引戦略
– 基本的に上昇トレンドを意識した買い目線
– 151.60円付近が押し目買いポイント
– 海外市場参入後の動向を注視

総じて、152円を巡る攻防が本日の焦点となり、トレンドフォロー的な買い戦略が有効と見られる。

『最新のドル/円相場を解説』

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル円、152円の攻防戦|明確な突破なら155円も視野入りか(今日のFX予想)2024/10/23

ドル円 152円の攻防戦明確な突破なら155円も視野入りか 今日のFX予想

だが、4月10日に強固なレジスタンスとして相場の上昇を止め続けた152.00レベルを突破してから、ドル円の上昇幅が急速に拡大している。ゆえに155円台を目指す過程では、政府・日銀による円買い介入の可能性を意識する必要があろう。

根強い円安と米ドルの買戻しを受け、ドル円(USD/JPY)は20日、156円台へしっかりと上昇してきた。

ドル円が152円台へ反落する場合は、直近高安の半値戻し152.62レベルのトライを想定しておきたい。このチャートポイントは、先週12日のNY時間にドル円をサポートした経緯がある(下のチャート、黒矢印を参照)。なお、10日線が今日現在、152.60レベルまで上昇している(上の日足チャート、緑ラインを参照)。

一方、これらオシレーター指標が売られ過ぎの水準へ到達した後にゴールデンクロスの状況が確認される局面で、ドル円が上で述べたサポート水準をトライする場合は、反発相場を想定しておきたい。

ドル円が155円を下方ブレイクする場合は、半値戻しの水準154.71レベルまでの下落を想定しておきたい。

米金利の反発を受け日米利回り格差の縮小が一服している状況も考えるならば、ドル円はIG為替レポートで注目している157.00レベルをトライする可能性が次第に高まっている。

ドル円が153円台へ反落する場合は、調整の反落相場が進行する展開が予想される。このケースでは、153.30レベルのトライを想定しておきたい。この水準(153.30レベル)をもドル円が下方ブレイクする場合は、153円台の維持が焦点として浮上しよう。フィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準は153.05レベルにあたる。テクニカルの面でも153円台の維持に注目したい。

152円を上方ブレイクして以降、ドル円の上昇幅が拡大しており、円買い介入を警戒する局面にある。

一方、この日は円安優勢の展開となった。米ドル高と円安が重なり、ドル円(USD/JPY)はIG為替レポートで注目していた154.00レベルを難なく上方ブレイクした。そして154円台の維持にも成功した。

しかし、根強いインフレの圧力と個人消費の底堅さを受け米債市場では利回りが反発の基調にあること、そしてこの動きを受け、日米の利回り格差が拡大の傾向を維持している状況も考えるならば、ドル円は上値のトライを意識する状況が続いている。

156.60レベルの突破は156.78レベルをトライするシグナルとなろう。そしてドル円が156.78レベルをも完全に突破すれば、157.00のトライを意識したい。

ドル円が157円をトライするシグナルとして注目したいのが、昨日のIG為替レポートで取り上げた156.60レベル、そして5月14日の高値156.78レベルのブレイクアウトである。

上昇局面でのチャートポイント ドル円(USD/JPY)は昨日、難なく154円台へ上昇した。そしてレポート掲載時点では154円台を維持し、日足のモメンタムは強気相場に勢いがあることを示唆している(下のチャート、緑丸枠を参照)。

ドル円が155円台の攻防へシフトシフトする場合は、V計算値の水準155.28レベルの攻防となるか?この点に注目したい。

ドル円(USD/JPY)は20日、156円台へしっかりと上昇してきた。

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