豪ドル円
レジスタンス2 102.61(6/4安値)
レジスタンス1 102.03(7/11-8/5下落幅の61.8%戻し)
前日終値 101.34
サポート1 100.57(日足一目均衡表・転換線)
サポート2 100.16(10/22安値)
ユーロ円
レジスタンス2 166.45(9/16-27上昇幅によるN計算値)
レジスタンス1 165.44(26週移動平均線)
前日終値 164.69
サポート1 164.04(10/23レンジ半値水準)
サポート2 163.44(日足一目均衡表・転換線)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル テクニカルポイント豪ドル円サポート1 10057
(1)先週2日の豪中銀政策委員会での現状維持に加え、豪長期金利の上昇に対し、警戒感が示されなかったこと(2)3日発表の10-12月期GDPは前期比+3.1%、前年比-1.1%と、市場予想の+2.5%、-1.9%を上回る結果に。2020年通年では-2.5%とマイナス成長ながらも、米国の-3.0%や英国の-10.0%を上回る成長を記録するなど、感染封じ込めの成功を裏付け(3)4日に発表された2月の貿易収支も中国向け鉄鉱石輸出の拡大を背景に101億4200万豪ドルの黒字となり、前月の+71億豪ドルから黒字が過去最大に。(4)原油価格が3日続伸し66ドル台まで上昇するなど資源国通貨の一角である豪ドルの上昇を支援。
・昨年10月の安値(73円14銭)と今年1月の安値(79円20銭)を結んだライン③が下値支持線として機能。・昨年11月の高値(77円10銭)を起点にライン③と平行に引いたライン④が上値抵抗線として意識される展開となっており、このライン④を上抜けることが出来るか注目。・今年1月の安値(79円20銭)と今年2月26日の安値(81円99銭)を結んだライン⑤が下値支持線として機能するか目先のポイントとして注目。・オシレーターのMACDでは、両線がクロスして下向きに転換しており、目先の軟調な動きを示唆する形状となっており、注意が必要。
(1)米長期金利の上昇に伴うNY株式市場を中心とした株式市場の調整など、リスク回避志向の流れに一服感が見られるか。(2)9日発表の豪2月の企業信頼感や10日発表の3月消費者信頼感を受けて感染抑止に成功している豪経済の回復につながるか。(3)豪長期金利(10年債利回り:1.78%)が一段と上昇するか、豪中銀は国債買いオペを実施するなど長期金利の抑制策を打ち出しており、こうした動きにも注目。
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