【見通し】NY株見通し-経済指標や決算発表をにらんだ神経質な展開か

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【見通し】NY株見通し-経済指標や決算発表をにらんだ神経質な展開か

今晩は経済指標や決算発表に注目。昨日は米10年債利回りが一時4.25%台と7月26日以来の水準まで上昇したことでセンチメントが悪化。ダウ平均が409.94ドル安(-0.96%)、S&P500が0.92%安と、ともに3日続落し、ハイテク株主体のナスダック総合も1.60%安と6日ぶりに大幅反落した。引け後の動きでは予想以上の増益決算や強い2025年見通しが好感されたテスラが時間外で12%超上昇した。

 今晩の取引では引き続き米国債利回りや決算発表をにらんだ神経質な展開か。好決算を発表したテスラの大幅高か見込まれ、ハイテク株を中心に堅調相場が期待されるものの、足もとで米10年債利回りの上昇が続いており、長期金利の上昇による企業業績への悪影響や利下げ期待の後退が相場の重しとなりそうだ。新規失業保険申請件数、10月製造業・サービス業PMI速報値、9月新築住宅販売件数などの経済指標や、ユニオン・パシフィック、ケンビュー、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)、ハネウェル、サウスウェスト航空などの決算発表をにらんだ神経質な展開となりそうだ。

 今晩の経済指標・イベントは新規失業保険申請件数、10月S&P グローバル製造業・サービス業PMI速報値、9月新築住宅販売件数など。企業決算は寄り前にユニオン・パシフィック、ケンビュー、UPS、ハネウェル、サウスウェスト航空 引け後にウエスタン・デジタルなどが発表予定。(執筆:10月24日、14:00)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】NY株見通し-経済指標や決算発表をにらんだ神経質な展開か

FFレートの見通しは2024年末には4.5%です

FFレートの見通しは2024年末には4.5%です。 今年残り2回のFOMCで、それぞれ▲0.25%ずつの利下げが行われることを示しています。

さらに2025年末は3.5%へと、6月時点の4.25%から大きく引き下げられています。 この見通しに沿って進めば、来年の利下げ幅は▲1.0%に達することになります。 FRBの金融政策は一段とハト派に傾いたという印象が強くなっています。

ただしより長期にわたる将来の見通しは3.0%まで引き上げられました。 これがいわゆる「中立金利」です。 この辺になると政策への評価が市場でも微妙に分かれており、為替市場ではFOMCの結果判明の直後にはドル安・円高に振れたものの、すぐにドル高・円安に転じています。

あわせて公表された今後の経済見通しは、2025年以降も米国の景気は失速せずインフレも沈静化する「ソフトランディング」が、これまでと同様に想定されています。 2025年末の失業率は中央値で4.4%、6月の見通し(4.2%)から引き上げられました。

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