東京市場オープニングコメント
「ドル・円は主に152円台で推移か、米長期金利の高止まりを受けてドルは底堅い動きを保つ可能性」
23日のドル・円は、東京市場では151円03銭から152円56銭まで反発。欧米市場では152円32銭から153円19銭まで上昇し、152円75銭で取引終了。本日24日のドル・円は主に152円台で推移か。米長期金利の高止まりを受けて株安でもドルは底堅い動きを保つ可能性がある。
報道によると、日本銀行の植田総裁は10月23日に訪問先のワシントンでパネルに出席し、「持続可能な形でインフレが2%に到達するにはまだ時間がかかる」、「われわれはインフレ期待と基調インフレ率を引き上げ、持続可能な形で2%のインフレという新たな均衡へと移行したい」と述べた。日銀はこの目的を達成するために緩和的な金融政策を維持しているとみられる。なお、植田総裁は「ここ数カ月は米国経済に何が起こるのかを懸念してきた」と話しており、米国経済の軟着陸への期待が高まった場合、日銀が早い時期に追加利上げを行う可能性は高まることになりそうだ。
《午前8時現在》
ドル・円: 152.00円-153.50円 152円近辺でドル買い興味
ユーロ・円: 164.00円-165.50円 164円近辺でユーロ買い興味
豪ドル・円:100.50円-101.80円 100円台半ば近辺で豪ドル買い興味
通貨別分析
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ドル 円は主に152円台で推移か 米長期金利の高止まりを受けてドルは底堅い動きを保つ可能性
ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント先物相場は1バレル74ドル台に下落した。ロンドンの金現物価格は一時1トロイオンス2758ドル台まで買われ、最高値を更新した。非鉄金属はまちまちで、国際指標となるロンドン金属取引所(LME)の銅3カ月先物とニッケル3カ月先物が下げる一方で、アルミニウム3カ月先物は上昇している。
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