前日の海外市況
海外市場概況
- ドル・円：米長期金利の上昇を受けて152円32銭から153円19銭まで円安・ドル高で推移。
- ユーロ・ドル：欧米金利差拡大観測で1.0791ドルから1.0761ドルまでドル高・ユーロ安で推移。
- ユーロ・円：164円24銭から165円02銭まで上昇後、一時164円30銭まで反落。
- NY原油市場：弱含み、ドル高などを嫌気。
- NY株式市場：下落、長期金利上昇を警戒。
本日の予定
- ＜国内＞
- 特になし
- ＜海外＞
- 16:30 独・10月製造業PMI速報値（予想：40.8）
- 17:00 ユーロ圏・10月製造業PMI速報値（予想：45.1）
- 17:30 英・10月サービス業PMI速報値（予想：52.4）
- 21:30 米・先週分新規失業保険申請件数（予想：24.2万件）
- 21:30 米・9月シカゴ連銀全米活動指数（予想：0.50）
- 22:45 米・10月製造業PMI速報値（予想：47.5）
- 22:45 米・10月サービス業PMI速報値（予想：55.0）
- 23:00 米・9月新築住宅販売件数（予想：72.0万戸）
経済指標
- 米・9月中古住宅販売件数：384万戸（予想：388戸）
- ユーロ圏・10月消費者信頼感指数速報値：-12.5（予想：-12.5）
- カナダ中央銀行政策金利：3.75％
要人発言
- カナダ中央銀行「経済が想定通り進めば追加利下げの可能性が強い」
- 米地区連銀経済報告「経済活動はほぼ変わりなし、2地区が緩やかな拡大を報告」「雇用は緩慢に上昇」「企業は従業員の入れ替わるペースが遅く、雇用削減が限定的と報告」
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前日の海外市況ほかドル 円米長期金利の上昇を受けて152円32銭から153円19銭まで円安 ドル高で推移
23日のドル・円は、東京市場では151円03銭から152円56銭まで反発。欧米市場では152円32銭から153円19銭まで上昇し、152円75銭で取引終了。本日24日のドル・円は主に152円台で推移か。米長期金利の高止まりを受けて株安でもドルは底堅い動きを保つ可能性がある。報道によると、日本銀行の植田総裁は10月23日に訪問先のワシントンでパネルに出席し、「持続可能な形でインフレが2％に到達するにはまだ時間がかかる」、「われわれはインフレ期待と基調インフレ率を引き上げ、持続可能な形で2％のインフレという新たな均衡へと移行したい」と述べた。日銀はこの目的を達成するために緩和的な金融政策を維持しているとみられる。なお、植田総裁は「ここ数カ月は米国経済に何が起こるのかを懸念してきた」と話しており、米国経済の軟着陸への期待が高まった場合、日銀が早い時期に追加利上げを行う可能性は高まることになりそうだ。
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