日野自2195億円の赤字 9月中間

日野自2195億円の赤字 9月中間
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日野自2195億円の赤字 9月中間

同日発表した24年4〜9月期の売上高は前年同期比12%増の8475億円となった。国内で大型トラックが好調で製品価格を引き上げたことも寄与した。円安が125億円の増益要因となり、営業利益は3.6倍の240億円だった。

日野自はダイムラー傘下の三菱ふそうトラック・バスと23年5月に経営統合で基本合意した。エンジン認証不正への対応などから、24年12月末までだった両社の経営統合時期は無期限で延長している。

日野自動車が29日発表した2024年9月中間連結決算は、純損益が2195億円の赤字(前年同期は7600万円の黒字)に転落した。認証不正に関する米国当局との和解費用など2300億円を特別損失として計上し、中間決算で最大の赤字になった。25年3月期(通期)の純損益も2200億円の赤字になる見通し。親会社のトヨタ自動車の今期決算にも影響するとみられる。

日野自の決算会見はオンライン形式で行われ、出席を予定していた小木曽聡社長は欠席した。佐藤直樹取締役は会見で「株主の皆さまに深くおわび申し上げる」と陳謝。認証不正に関してはカナダやオーストラリアでも係争中で、和解費用は今後さらに増える可能性があるという。ただ、中野靖最高財務責任者は追加費用が大幅に膨らむことはないと強調し、「資金繰りは策を練っているのでご安心いただきたい」と理解を求めた。

日野自動車が29日に発表した2024年9月中間連結決算では、純損益が2195億円の赤字となり、前年同期の7600万円の黒字から大幅な悪化を見せた。認証不正問題に関連する米国当局との和解費用など、2300億円を特別損失として計上したことが主な要因であり、中間決算としては過去最大の赤字となった。2025年3月期(通期)でも、純損益は2200億円の赤字になる見通しだ。これにより、親会社であるトヨタ自動車の決算にも影響が及ぶと見られている。

ただ、9月末時点の自己資本比率は3月末から13.9ポイント減の12.9%まで落ち込んだ。資金繰りの対策を考えているという。

日野自動車が29日発表した2024年9月中間連結決算は純損益が2195億円の赤字となった。北米向けエンジンの認証不正問題に関連して2300億円の特別損失を計上したのが響いた。

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