FX個人投資家動向「ドル円154円目前で急落もNY時間に再び153円台回復‼ドル円プレーヤーは下げ局面で買いを仕込む?」2024年10月29日

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FX個人投資家動向「ドル円154円目前で急落もNY時間に再び153円台回復‼ドル円プレーヤーは下げ局面で買いを仕込む?」2024年10月29日
 

前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。

FX投資家フローと市況

前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)

28日、衆院選を受けた政局不安で日銀の利上げ期待の後退や日経平均の上昇を受けたリスクオンの円売りでアジア時間にドル円は153.876円まで上昇するも、欧州時間に入ると26日のイスラエルの対イラン報復攻撃が、石油施設などを避け軍事施設を標的とした限定的なものに留まったことが改めて見直されて、過度な中東リスクの低下から原油価格が下落、米長期金利も低下で反応し、ドル売り優勢となり、ドル円は152.411円まで下落した。NY時間に入ると、特に重要な経済指標がない中、低調な米2年債や5年債入札結果を受けて、米長期金利が上昇、ドル円もNY時間終盤に153.371円まで上昇した。

本日アジア時間、実需のドル売りでドル円は152.854円まで下落したが、日経平均がプラスに転じると、153円レベルまで下げ幅を縮小した。尚、加藤財務相 が「投機的動向含め、為替市場動向を緊張感をさらに高め注視」 「為替はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」と円安けん制発言を行うも、マーケットの反応は限定的だった。

取引金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。

市場シェア上位

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。

ポジション金額

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)

ポジション増減

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。

 
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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル FX個人投資家動向「ドル円154円目前で急落もNY時間に再び153円台回復‼ドル円プレーヤーは下げ局面で買いを仕込む?」2024年10月29日

FX個人投資家動向 ドル円154円目前で急落もNY時間に再び153円台回復x203cドル円プレーヤーは下げ局面で買いを仕込む 2024年10月29日

本日アジア時間は、米10年債利回りの低下やIMF・世界銀行の年次総会で植田日銀総裁が「日本の金融緩和策の一段の正常化の適切な規模とタイミングを考え出すことが自分にとって最重要の関心事だ」と述べ、さらなる利上げ実施の考えを示唆、さらに加藤財務相、青木官房副長官の円安けん制発言を受けてドル円は152.111円まで下落している。

7月26日から8月11日まで開催されたパリ五輪では、日本人選手の活躍が連日のように伝えられました。史上最多の金メダル20個を獲得しました。

外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。

5/1(水)、米FOMC(連邦公開市場委員会)で行われたパウエルFRB議長の記者会見は、一部で懸念されていた利上げ再開の可能性に否定的な見解を示すなど全体的にハト派的な内容。米国株式市場は金利低下を伴って堅調に推移しました。しかし、日本時間の5/2(木)早朝、為替市場において再び政府による円買い介入とみられる動きにより、1ドル=153円台へと円が急伸したこともあり、その日の東京株式市場は上値の重い展開となりました。

今週の株式市場は、投資家のリスクを回避する姿勢がさらに強まりそうだ。米景気とドル円相場の行方を見極めつつ、相場の底値を探る展開が続くとみられる。企業業績が腰折れしたとの見方は少なく「売られすぎ感」もある。

また、円相場については投機筋の動きだけではなく、貿易などを通じた為替取引である実需の動きから見ても、円先安観が後退する可能性が指摘できます。図表4は財務省発表の貿易統計(6ヵ月移動平均)です。この図表では、2023年7月以降の輸出金額は概ね増加基調を辿っています。円安による競争力の向上が、輸出増加につながっていると考えられます。

そもそも、米国で金融政策の見通しについてタカ派的な見方が強まった背景には、2022年以降にFRBが積極的な利上げを行ってきたにも関わらず、米国経済が堅調を維持していることが挙げられます。そうした中、米国の1月から3月までの消費者物価(コアCPI)が連続して市場予想を上回り、インフレ退治が一筋縄ではいかないとの見方が広がってきたのです。

エヌビディアのような、誰が見ても業績面で優位に立つ銘柄も売りが勝るようになりつつあります。 7月末の2週間でアップル、アマゾン、マイクロソフト、エヌビディアなど「マグニフィセント7」は時価総額を▲200兆円減らしたとされ、この間に日経平均は▲6%下落しました。

そしてもう1つ、株式市場を観る上で警戒するべきなのが円相場の動きです。まず、円相場と日経平均の“基本的な関係”を整理すると、円相場で円安が進行すれば日経平均は上昇し、逆に円高に振れると日経平均が下落する傾向があると言われています。これは円安が進行すれば、その恩恵を享受し易い輸出株が上昇し、相場のけん引役になりやすいということ。あるいは、投資家のリスク選好により株式等のリスク資産投資が活発になる際、投資家が低金利通貨である円を売り、ドルなどの高金利通貨に乗り換える動き(いわゆる円キャリー取引)が活発になる、など様々な要因があります。

生成AI向けの半導体需要をとらえ切れず、最終損益は▲16億ドルに達しています。 同時に15,000人の人員削減と無配転落も発表しました。 インテルの株価は1日で▲26%の大幅下落となっています。

株式アナリストの鈴木一之です。 「HOTな銘柄、COOLな銘柄」の2024年8月号をお届けします。

新年度初日の東京株式市場は、主に機関投資家からとみられる利益確定売りが膨らんで日経平均は大幅に下落。その後は、円相場が1ドル=151円台の円安圏で膠着する中、輸出株が堅調に推移しました。米国では、4/10(水)発表の3月消費者物価(食品・エネルギーを除くコアCPI)が3ヵ月連続で市場予想を上回る伸びとなると、金融緩和への期待が後退して長期金利が上昇。日米金利差が拡大したことで円安・ドル高が進み、円相場は1ドル=152円台を突破しました。

これを受けてフジクラは2025年3月期・通期の業績見通しを早くも引き上げました(売上高:8300→8700億円、営業利益:700→890億円)。

4/26(金)、植田日銀総裁は金融政策決定会合後の記者会見で、円安による物価上昇の影響に強い懸念を示さず、緩和的な金融環境が継続する可能性に言及。円相場は1ドル=155円を大きく超えて円安・ドル高が進行。東京市場が休場となる4/29(月)には、海外市場で1ドル=160円台に到達しました。その後、政府による円買い介入と見られる動きで一時1ドル=155円台割れへ急激な円高が進行しました。しかし、それでもなお市場の円先安観は根強く、翌4/30(火)は円相場の円高が一巡したこともあって、株式市場では輸出株が買われ、更にハイテク株にも物色の矛先が向かい、日経平均は大きく上昇しました。

もっとも、ここでいうハト派的とは、“利上げ”の可能性が低いことが示されただけであり、言い換えれば過度な金融引き締め懸念が後退したに過ぎません。図表2は、FOMC政策メンバーFFレート誘導目標(政策金利)の見通し(中央値)と、市場のFFレート予想を示したグラフです。今年3月のFOMC(3/19・20開催)で示された政策メンバーによるFFレート見通しでは、2024年内に合計3回の利下げ(0.25%pt×3回)が見込まれ、更に市場ではFOMCの見通しよりも更に大幅な利下げが見込まれていました。この頃に比べると、市場の予想するFFレートの見通しは依然としてタカ派的ということが出来るでしょう。

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